「Navy base in Japan adds a third floating barracks to ease living-space shortage」

Alex Wilson 記者による2021-11-5記事「Navy base in Japan adds a third floating barracks to ease living-space shortage」
https://st2019.site/?p=17797

『米海軍は、軍港の埠頭に横付けして、「水上の兵舎」として使用ができる「補助宿泊艀(Auxiliary Personnel Lighter)」を複数、保有している。このたび、最新の「APL 67」号が、横須賀にやってきた。

 ドライドックで船体整備中である軍艦の乗員の水兵が、ここでしばらく寝泊りするのだ。

 艀は全長269フィート。537人の水兵・兵曹と、44人の准尉、28人の将校を泊める。
 繋留される場所は、整備中の軍艦の船渠に近いため、緊急時にも便利である。

 このバージ、単なるタコ部屋とは違う。家族の子ども用の学校、大食堂、コンビニショップ、床屋、病院、小規模なトレーニングジムも、艀内には併設されているのだ。

 これ1隻を建造するのに、4000万ドルかかっている。自力航行はできないので、航洋タグボートで曳航してもらい、7月にサンディエゴを出港。36日かけて太平洋を横断して、10月19日に横須賀へ入港した。

 居住区はさすがに狭い。水兵は、15人から24人が、一部屋に押し込められる。各コンパートメントに、トイレは1~2箇所、ついている。

 本艦の入渠の期間によって変わるが、最短で4ヶ月、最長だと9ヶ月、水兵たちは、ここで暮らさねばならない。

 横須賀には、この他にも『YRB30』と『APL40』という、浮かぶ宿舎がある。どちらも1945年に建造された老朽艀だ。ただし自航する必要のない強みから、どちらもあと10年は使えるという。

 この、もとからある2杯のバージが、このたび、満杯になってしまった。4隻の軍艦の入渠メンテが重なったため、この2杯のバージに、それらの乗員がすし詰め。

 そこで、あらたに『APL67』が到来したことで、さらに3隻の軍艦を入渠整備させてもよくなった。それらの3隻分の兵員を、『APL67』で収容できるのだ。

 また、これは3年先の話だが、佐世保にも、新しく1杯の「バーシング・バージ」が配備される予定。』