2021-11-1記事「‘Saved by coal’: Far from COP26, another reality in India」

2021-11-1記事「‘Saved by coal’: Far from COP26, another reality in India」
https://st2019.site/?p=17761

『インドのある貧民夫婦。国営炭鉱の「こぼれ石炭」を拾い集めては駕籠に背負い、仲買業者に売る。1日、歩いて2往復。それで、3ドルになる。夫婦で1日3ドルの稼ぎだ。

 また、改造自転車を使って、いちどに200kgの「こぼれ石炭」を運搬している男。夜の涼しいときに、16kmを輸送して仲買業者に届けると、2ドルになる。

 このようにして、インドの炭鉱近くでは、数千人がたつきをたてているのだ。

 げんざい、典型的な米国人は、典型的なインド人の12倍もの電力を消費している。
 そしてインドには、2700万人の、電力をまったく供給されていない貧民すら存在する。この人たちは、煮炊きに安価な石炭を使えるおかげで、生存できているのである。

 これから20年、インドにおいて、最も急激なエネルギー需要の増大が起きるであろう。

 世界最大の採掘企業体である「インド炭鉱」は、2024年までに年産10億トン以上にもっていく計画だ。

 インド全体で、400万人近くが、その生計を、石炭産業に関係して成り立たせている。

 製鉄だけでなく、「煉瓦」を造るのにも、石炭が熱源として燃やされなければならない。
 インド国鉄の収入は、半分が旅客輸送だが、残りの半分は、石炭輸送で成り立っている。』