ストラテジーペイジ の2021-11-3記事。

ストラテジーペイジ の2021-11-3記事。
https://st2019.site/?p=17761

『北鮮で「くず鉄拾い」が推奨されており、6歳の子どもまでが、ガタロになっているという。

 じつは北鮮には「税金」がない。制度として定まっていないのだ。
 そのかわりに、現物上納や、労役奉仕をしなければならない。租庸調だ。

 財政難を埋めるため、2019からは、30~60歳の有職女性から新税を取り立てるようになった。これは田舎には適用されていなかったのだが、げんざい、地方の女性にも同様の課税をしているという。

 11月2日、中共と北鮮の間の鉄道が、ついに再開された。
 その前の週から中共国境の駅に貨物が堆積されていたので、再開の予兆であると見られていた。

 新コロ流行に応じた鉄道遮断は、22ヶ月にしておわったわけである。
 北鮮内でも新コロ流行は止まっていないけれども、背に腹はかえられなくなった。

 ※なぜ北鮮政府はいっそ紙幣を廃止して「デジタル通貨」に切り替えてしまわないのだろうかと、堤未果氏著の『デジタル・ファシズム』(NHK出版新書)を読みつつ、いぶかしんでいるところだ。やはり国境の密貿易商売は、紙幣(通用するのは人民元)が媒介になるからこそ、可能なのであろう。

 2003年のイラク占領作戦のとき、米陸軍は、その車両や重装備の67%を鉄道によって輸送した。※米本土の各駐屯地から港/空港までの輸送だろう。

 しかしその後、米陸軍は鉄道貨車に投資をしてこなかったため、老朽化がいちじるしい。2015年時点で米陸軍は1300両の、自前の鉄道貨車を保有していたのである。
 今日、そうした鉄道貨車を新調しようとすれば、1両につき15万ドル以上かかる。

 米国防総省は、米本土の民間鉄道会社にカネを払い、自前の分とは別に、4500両の重量物積載可能貨車をいつでも借りることができる。それは戦車の輸送ができる無蓋車である。

 2003年にわかったこと。1個機甲旅団の動員には、600両の重量物対応貨車が必要である、と。
 また2020には陸軍は図上演習して、米本土内での鉄道動員の問題点を洗い出した。
 陸軍は、特別な貨車ではなく、ふつうにありふれて存在している、民間用のレギュラーな無蓋貨車で、M1戦車を輸送できぬかどうかを、ずっと研究し続けているところ。』