台湾外交トップ、航行作戦「頻繁に」欧州議員らに要請

台湾外交トップ、航行作戦「頻繁に」欧州議員らに要請
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR29E8S0Z21C21A0000000/

『【ローマ=今出川リアノン】訪欧中の台湾の呉釗燮・外交部長(外相)は29日、英仏やリトアニア、スウェーデンなどの対中強硬派議員の会合に参加した。民主主義陣営は南シナ海での航行の自由作戦を「より頻繁に実施すべきだ」と要請し、中国の拡張主義をけん制することが重要だと訴えた。

呉氏はローマで開かれた対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)の会合にオンラインで参加し、欧州やインドの議員らと議論した。「我々は(民主主義を巡る闘いの)最前線にいる。台湾の民主主義が破壊されてはならない」と警告した。さらに欧州連合(EU)に対し、台湾との投資協定に「動くとき」と促した。

ローマでは30日から20カ国・地域(G20)の首脳会議(サミット)が開かれる。そこでの会合に参加することで存在感を示す狙いがあるようだ。欧州は中国と距離を置く一方で、台湾との交流を深めつつある。直近ではフランスの上院議員団が台湾を訪問した。』