中国、ロシアの艦艇が津軽海峡通過と北極海ルート

中国、ロシアの艦艇が津軽海峡通過と北極海ルート
http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/5292681.html

『日本の防衛省は、中国軍とロシア軍の艦艇合わせて10隻が2021年10月18日、津軽海峡を初めて同時に通過したと発表した。NHKが報じている。

防衛省によると、日本時間18日午前8時頃、北海道の奥尻島の南西約100キロの日本海で、中国海軍とロシア海軍の艦艇合わせて10隻が航行しているのを海上20211019-00000022-jnn-000-1-thumb自衛隊の航空機や艦艇が確認した。

津軽海峡は国際海峡のため、軍艦を含め外国船舶の航行が国際的に認められている。また中国とロシアは今月14日から17日にかけて日本海で合同軍事演習を行っており、今回通過した艦艇はこの演習に参加していたとみられている。参照記事

20151210hokaido-500x320ibuki02-636×750、、、通常、この海峡を中国や韓国の漁船が通過し、根室沖や千島列島周辺の漁場で乱獲をすると問題になっているが、軍艦となると問題は別で、ここを自由に航行する事で、北極海の温暖化で注目されている北極海ルートの活用にもつながる。ロシアにとってウラジオストクは、冬期間凍結しない重要な軍港でもある。この時期に、中露両国にとっての津軽海峡通過のメリットとして、筆者にはこれしか思い浮かばない。

d86112268f336cad2021年3月に、日本の正栄汽船のタンカーがスエズ運河で座礁した際、ロシア国営エネルギー企業ロスアトム(Rosatom)はすぐに、スエズ運河航路の代替ルートとして北極海航路を検討すべきだと主張したのは記憶に新しい。

気候変動による氷の減少を受けて、ロシア政府は夏以外でも北極海航路を使っての石油や液化天然ガスLNGの輸出を計画し、これまで北極海航路の開発に多額の投資を行ってきている。 

参考:①佐藤優氏が解説 温暖化に伴う北極海融解でロシアの脅威が露呈する 
②、、、、 過去ブログ:2021年4月デンマーク領グリーンランドでの中国資源開発 住民反対でとん挫? 2021年3月正栄汽船(株)所有のコンテナ船がスエズ運河を塞ぐ>離礁成功 2018年3月米国原潜の北極海での耐寒訓練と本格化するロシア産LNG流通 』