中国が確保したパキスタン港湾運営権の戦略的重要性

中国が確保したパキスタン港湾運営権の戦略的重要性
https://diamond.jp/articles/-/97797

 ※ そういう「戦略的要衝」にあり、相当ヒト・モノ・カネもつぎ込んだハズなんだが、グワダルは諦めて、カラチに軸足を移すようだな…。

『(2016.8.4)
中国が海外の港湾に基地を作る作戦に力を入れている。そのなかの重要なプロジェクトはパキスタンのグワダル港の建設と運営権の確保だ。

中国が確保したパキスタン港湾運営権の戦略的重要性
拡大画像表示

 約700キロメートルに及ぶ海岸線をもつパキスタンには、カラチ港とグワダル港という2つの重要な軍港がある。カラチは東海岸でインド側にあり、グワダルは西海岸で中東の大国・イラン側にある。グワダルはもともとパキスタン西部のバローチスターン州にある小さな漁村で、パキスタンとイランの国境まで約120キロメートル、南はインド洋のアラビア海に面し、ペルシャ湾の喉元に位置し、アフリカやヨーロッパから、紅海・ホルムズ海峡・ペルシャ湾を経て、東アジアや太平洋エリアに向かう海上の重要な航路を押さえる位置にある。

 世界的に石油供給の主要な交通路であるホルムズ海峡までの距離は約400キロメートルしか離れていない。東アジア国家の中継貿易や中央アジアの内陸国家が海に出るための玄関口となることができる。その戦略的な価値は言うまでもないものだ。』