自民新総裁に岸田氏、決選投票で257票 河野氏は170票

自民新総裁に岸田氏、決選投票で257票 河野氏は170票
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA28DGM0Y1A920C2000000/

 ※ 久々で、TVにかじり付いて視てしまった…。

 ※ オーヤオヤ…、という感じだったぞ…。

 ※ これだから、「選挙は、恐ろしい…。」…。

 ※ 何が起こるのか、分からん…。

 ※ しょせん、人のやることだからな…。

 ※ 最後は、「人の”心”を、取った方が、勝ち…。」だ…。

 ※ 次は、「党役員人事」「組閣人事」だな…。

 ※ ここから、本当の意味で、「岸田さんの力量」が試される…。

『自民党は29日投開票の総裁選で岸田文雄氏を第27代総裁に選出した。決選投票で257票を得て河野太郎氏の170票を上回った。1回目の投票で全候補とも全体の過半数に届かず、首位の岸田氏と2位の河野氏による決選になった。10月4日召集の臨時国会で菅義偉首相の後継となる第100代首相に指名される見通しだ。

決選投票の国会議員票は岸田氏が249票、河野氏が131票だった。都道府県連票は河野氏が39票、岸田氏が8票を得た。

1回目の投票は岸田文雄氏が256票、河野太郎氏が255票、高市早苗氏が188票、野田聖子氏が63票を獲得した。

国会議員票は岸田氏が146票、高市氏が114票、河野氏が86票、野田氏が34票をとった。党員・党友票は河野氏が169票、岸田氏が110票、高市氏が74票、野田氏が29票だった。

決選投票は国会議員票と都道府県連47票の合計を争った。都道府県連票は地区ごとの上位の候補が1票と換算された。

新総裁は午後6時をメドに記者会見する。
派閥の対応・投開票の仕組みは

決選投票の各派閥の対応方針は以下の通り。
▼細田派(96人)=岸田氏を大半が支持
▼麻生派(53人)=河野、岸田両氏で支持が割れる見通し
▼竹下派(51人)=大半は岸田氏支持
▼二階派(47人)=事実上の自主投票
▼岸田派(46人)=岸田氏を支持
▼石破派(16人)=大半が河野氏支持
▼石原派(10人)=河野、岸田両氏の支持で割れる方向

1回目の投票は党所属の衆参両院議員1人1票の国会議員票と、全国の党員・党友の投票に基づいて配分する票で争った。党員票は28日必着分で締め切られており、29日朝から開票した。

きょうの各候補者の動きは

河野太郎氏 記者団に「やるべきことをしっかりやったのであとは国民の皆様の審判を待つだけだ」と答えた。「最後に何するかは内緒だ」とも述べた。

陣営の集会で「国民の声に耳を傾ける自民党でなければならない。それを実現するために総裁選を勝ち抜いていきたい。新しい日本を前に進めるため皆さんの力を貸してください」と呼びかけた。
記者団の質問に答える河野太郎氏(29日午前、東京都港区)
自民党総裁選の投開票を前に決起集会で気勢を上げる河野太郎氏(中)=29日、東京都港区

岸田文雄氏 記者団に「やることはやり尽くした。あとは天命を待つだけだ。勝利を確信している」と話した。陣営の集会で「最後の最後まで緊張感を切らさず、強い覚悟で勝利に向けて努力をしていきたい」と訴えた。

自らのツイッターには「私の全てをかけてここまで全力で走ってきた。政治は国民のものとの初心を忘れず、信念を貫いてこれからも闘う」と投稿した。
記者団の質問に答える岸田文雄氏(29日午前、東京都港区)
決起集会で支援者とグータッチする岸田文雄氏(29日、東京都港区)

高市早苗氏 記者団に「すがすがしい気持ちだ。私が伝えた政策は今すぐ着手しなければならないものばかりだ。なんとか勝ちに行く」と語った。支援した安倍晋三前首相には朝、電話で謝意を伝えた。

記者団の質問に答える高市早苗氏(29日午前、国会内)

決起集会で気勢を上げる高市早苗氏(中)=29日午前、国会内

野田聖子氏 記者団に「小さい人、弱い人、苦しんでいる人を真ん中に取り込む」と決意を示した。陣営の会合で「最後まで全力を尽くして頑張る」と力説した。

記者団の質問に答える野田聖子氏(29日午前、国会内)

自民党総裁選の投開票を前に決起集会で気勢を上げる野田氏(奥中央)ら(29日午前、国会内)=共同 』

『多様な観点からニュースを考える

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中室牧子
慶応義塾大学 総合政策学部教授
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別の視点

慶應大学経済学部の坂井豊貴教授の著書の1つに「決め方の経済学」という名著がある。「多数決」をはじめとする「決め方」次第で結果が変わり、民意が正しく反映されないことがあるという。

総裁選でも用いられている「決選投票付き多数決」では、過去にも1回目の投票で1位になった人が、2回目の決選投票で敗退した例を紹介している。

本書では、決選投票付き多数決よりも、「ボルダールール」(1位に3点、2位に2点、3位に3点)という方法が満場一致への距離が近く、民主的な決め方であるとも述べている。

総裁の「決め方」として現行の決選投票付き多数決が望ましいのか。民意を反映していると言えるのかを今一度考える必要がある。

2021年9月29日 14:09

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室橋祐貴
日本若者協議会 代表理事
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ひとこと解説

清水真人編集委員がとても重要な記事を書かれていますが(「首相を決める選挙」本番は先 自民総裁選に変化の胎動)、政党は党員のものであることを考えると、やはり議員票の割合が決選投票で圧倒的になることは違和感が残ります。

一般有権者が首相を決める首相公選制を支持するつもりはありませんが、いまだに派閥を軸にした中選挙区制の名残を感じます。

選挙区においても候補者が一人になる小選挙区制ということを考えれば、総裁選に限らず、各選挙区においても党員が投票を行う仕組み(予備選)にしても不思議ではありません。

今後、小選挙区制に合わせた党内改革は必須でしょう。

2021年9月29日 12:48

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竹内薫
サイエンスライター
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別の視点

自民党総裁選の選挙の仕組みは興味深いです。

仮に党員・党友票の支持が多い候補がいて、決選投票になったとしても、結局は国会議員票で決まるんですね。別に最初と同じ仕組みで候補を2人に絞っても混乱は生じないと思うのですが。個人的な感想です。

2021年9月29日 12:46 』