フォード、米国でEV投資1.2兆円 韓国SKと

フォード、米国でEV投資1.2兆円 韓国SKと
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN280VS0Y1A920C2000000/

『【ニューヨーク=中山修志】米フォード・モーターは27日、米国での電気自動車(EV)と車載電池の生産に韓国・SKイノベーションと共同で114億ドル(約1兆2600億円)を投資すると発表した。5月に発表した電池工場の建設計画の生産能力と投資額を2倍に引き上げ、ピックアップトラック工場を新設する。米国でのEVの販売拡大に向けて生産体制を整える。

両社は合弁会社「ブルーオーバルSK」を通じて米南部テネシー州とケンタッキー州に電池工場を建設する。テネシー州にはピックアップトラック「Fシリーズ」のEVの車両工場も新設し、25年から生産を開始する。合計で1万1000人の雇用を計画する。

電池の生産能力は年間129ギガワット時となり、5月に発表した60ギガワット時から2倍超に増やす。投資計画114億ドルの内訳として、電池増産のために両社が約45億ドルずつ負担する。SK側は「電池需要が想定を大きく上回ったため」とし、5月時点の投資計画から積み増した。

フォードのジム・ファーリー最高経営責任者(CEO)は「米国のより良い未来のために、過去数十年で最大規模の投資に踏み切る」とコメントした。バイデン米政権はEVの普及促進を環境保護政策の柱に据え、充電設備の拡大や消費者向けの購入補助金の導入を検討している。バイデン政権のEV普及政策と連動し、EV市場でのシェア拡大をめざす。』