「China’s Illicit Squid Fishery Has Deadly Impact on North Korea」

「China’s Illicit Squid Fishery Has Deadly Impact on North Korea」
https://st2019.site/?p=17547

『北鮮の難破漁船が日本の海岸に漂着したケースは2019年には150隻以上。過去5年だと500隻以上である。時に、北鮮漁民の死骸付き。

 ながらく、この背景として、気候変動で烏賊資源が北鮮沿岸から遠ざかったからではないかと疑われていた。
 しかしイアン・ウルビナ(前にNYT紙で調査報道していた。いまは「ズィ・アウトロー・オーシャン・プロジェクト」主宰)と、NGOの「グローバル・フィッシング・ウォッチ」は、真犯人をつきとめた。中共の無法漁船団が北鮮沿岸の漁業資源を荒らしまくっているのだ。中共の違法漁業会社は巨大鋼鉄船を連ねて、文字通り北鮮のボロ漁船を押しのけて、烏賊を70%以上、根こそぎかっさらってしまった。それで北鮮の漁師が沿岸での稼業ができなくなり、日本海の中央まで出るしかなくなって、必然的に難破が増えたのである。

 北鮮EEZ内での外国漁船の漁業は国連制裁決議違反である。しかし800隻近い中共漁船にはそんなの関係なかった。

 2017の国連制裁は、北鮮がそのEEZ内における漁業権を外国に売って外貨を得る取引を禁じた。ところがシナ船団はそもそも入漁料など払っていないのだ。勝手に他国のEEZ内にやってきてドロボウ漁業を強行しているだけなのである。もちろんこれはこれで立派な犯罪だ。

 2020-3に、2つの国(匿名)が、国連に対して、衛星写真などの証拠を提出した。北鮮海域に中共漁船多数が入り込んで操業している証拠を。

 これら違法出漁漁船は、皆、トランスポンダーをOFFにしているので、日本などの沿岸国当局も、その動静を陸上から把握することができない。

 そこで「グローバル・フィッシング・ウォッチ」は、烏賊釣船が夜間に強烈な集魚灯をともしていることを利用して、民間の衛星写真で実態を把握した。

 ※一漁船の写真が添えられているのだが、このアーク燈装備がすげえw! 日本のイカ漁船には資源保護のために光量の自主規制があるのだが、シナ船にはそんなものないので、秋田の竿灯を密植したみたいになっとる。デコトラとか満艦飾とか、そんなチャチなものでねえだ。光の壁でできた自動車運搬船のありさま。ぜったいに漁師は視力障害になるわ。紫外線が出てるからね。

 シナ漁船は、2隻の間で網を曳く、「ペアー・トローラー」という根こそぎ漁法をイカ漁に採用しているので、夜間の衛星写真で光り船が2艘並んで写っていれば、それはシナ海賊だとわかるわけである。

 北鮮の清津港はいま、「寡婦村」と呼ばれている。多くの亭主が出漁して遭難し、未帰還となっているから。 日本の海岸に漂着した北鮮漁民の死骸だけでも2019年には50体以上。

 中共が北鮮EEZの漁業権を買収したのは2004である。しかし2017国連決議でその商売を合法的に続けることは不可能にされた。

 2017以降、北鮮では、兵士を漁民に仕立てて海へ送り出しているという。増産のために。漂着漁船にもしばしば北鮮軍の登録ナンバーがペイントされている。

 日本の警察によると2013以降、生きたままレスキューされた北鮮漁民は50人以上いるが、助かった者も同伴死体も、栄養状態がひどい。いずれも、燃料切れで漂流していたという。

 2016に韓国に亡命した北鮮漁師によれば、2013時点で北鮮の魚船には12馬力より強力なエンジンを搭載することが禁じられていた。それなら100海里も走れはしないので、国外には逃亡できぬわけである。

 その後、エンジンは38馬力まで許されるようになったという。
 なにしろ沖合いまで行かぬことには漁にならないのだ。

 中共船団に押し出されるような格好で、北鮮漁船は、ロシアEEZ内で違法操業するようになった。2018以降、それが顕著だと。

 日本の海保は2017に、2000隻以上の北鮮漁船を日本のEEZ内で確認した。うち300隻以上を放水で追い払った。

 世界最大の海産物消費者である中共は、過去5年で、漁獲量を20%増やしている。
 シナ沿岸の漁業資源は涸渇したので、シナ政府が漁民に補助金を与えて遠洋漁業に派遣している。
 中共政府の統計によると、ここ数年、世界の公海での烏賊漁の5~7割はシナ漁船が獲っている。

 ウルルン島では40歳以上の男はほとんど漁師だが、その三人に一人は、近年の烏賊不漁のため、失職状態である。

 同島の市長いわく。数年前、海が荒れたとき、いちどに200隻以上の中共の烏賊トロール船がウルルン島の漁港に退避してきたことがあったと。

 この漁船群は、廃油やゴミ類を漁港内で捨てまくり、ひとばんじゅう発電機を回していた。そして立ち去るときには、錨をひきずって海底の真水パイプラインを破壊して行った。』