「 Inside the Afghanistan airlift: Split-second decisions, relentless chaos drove historic military mission」

「 Inside the Afghanistan airlift: Split-second decisions, relentless chaos drove historic military mission」
https://st2019.site/?p=17547

『Alex Horton and Dan Lamothe 記者による2021-9-27記事「 Inside the Afghanistan airlift: Split-second decisions, relentless chaos drove historic military mission」。
    米軍はC-17を222機持っている。このたびのカブールからの救出作戦では、C-17のクルーに対して「無休憩」を命ずるしかなかった。休む間をあたえず、次から次と、飛行させた。
 こうした輸送機クルーの休息については、安全を考えて軍令でいろいろと決められているのだが、今回はそれは無視された。軍事作戦なので。

 8月16日にはアフガン人が1万5000人もカブール空港に蝟集したので、輸送指揮をとるために派遣されたマクラスキー空軍大佐は、飛行場に降りられず、上空で何時間も旋回待機を余儀なくされた。

 マクラスキーが飛行場施設を点検したところ、夜間照明、レーダー、気象システム、給電系統などはダメになっていた。多くは、群衆が器材類によじ登ったために、故障してしまったのである。

 この空港は平時には、欧米人の契約民間企業が運用していたが、暴徒におそれをなして皆、持ち場から逃げ去っていた。

 チェックポイントでの群衆制御の要諦は、兵士が肩と肩を接する陣形を保って群衆の流れの先端部に近接していること。この人間の壁を、あまり後退させていると、走ってくる群衆の勢いが勝ってしまい、必ず突破されるのである。突破のための助走の勢いをつけさせないことが、肝要なのだ。したがって、味方の陣形をガッチリと崩すことなく、群衆とは至近距離で対峙すべし。

 また「人垣」をつくって群衆を制御しているときには、兵士たちは、小銃の銃口を下に向けるのではなく、昔のように、斜め上に向けて「控え銃」に保持するとよい。

 飛行場にあった、ロケット弾自動迎撃システムは、最後の1兵が輸送機に乗り込んだときに、スイッチを切った。』