中国の姿勢、見極めへ TPP加入申請、閣僚発言相次ぐ

中国の姿勢、見極めへ TPP加入申請、閣僚発言相次ぐ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091700468&g=pol

『中国が環太平洋連携協定(TPP)に加入申請したことを受け、17日には閣僚から発言が相次いだ。TPP担当の西村康稔経済再生担当相は閣議後記者会見で、「中国が高いレべルのTPPルールを満たす用意ができているか、見極める必要がある」と指摘した。
中国、TPP参加を正式申請 通商交渉で主導権狙う

 正式な交渉に入るには、最高意思決定機関「TPP委員会」の決定が必要で、日本は今年議長国を務める。西村氏は「TPPは知的財産保護、政府調達などで極めてレベルの高いルールがある」と強調。「他の参加国と相談し、対応していきたい」と語った。

 梶山弘志経産相は「データ流通の公平性、強制労働の問題などで懸念を抱かれないようにしないといけない。国有企業への補助金や政府調達の在り方でも透明性を維持する必要がある」と指摘した。

 米国はトランプ政権時代の2017年にTPP離脱を表明。中国の申請には米国をけん制する狙いもあるとみられるが、加藤勝信官房長官は「アメリカ政府自体がTPPに対しどう考えるかだ」と述べるにとどめた。』