バイデン氏、対面会談を提案 習氏は答えず

バイデン氏、対面会談を提案 習氏は答えず FT報道
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB150UP0V10C21A9000000/

『米国のバイデン大統領が10日の中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席との電話協議で、対面での首脳会談を提案していたことが15日、わかった。英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)が米政府関係者の話として報じた。習氏は返答しなかったという。

バイデン政権は中国・新疆ウイグル自治区の人権状況を問題視し、台湾問題への関与も強める。米側の姿勢に対し、習氏が電話協議で「米国の対中政策が、中米関係を深刻に悪化させた」と指摘するなど、両国関係は冷え込む。対面会談の提案は、米中関係の行き詰まりを打開し、偶発的な衝突を避ける意思疎通が狙いとみられる。

FTによると、対面会談の提案は対中政策の複数の選択肢の一つで、バイデン氏も習氏の即答を期待していたわけではなかった。米国は10月にイタリアで開く20カ国・地域(G20)首脳会議にあわせた対面会談を探るが、習氏がG20に出席するかはまだ不透明だ。

FTは新型コロナウイルス感染への懸念も習氏が即答しなかった背景にあるとする米政権関係者の見方を伝えた。習氏は新型コロナの感染が拡大し始めた2020年1月にミャンマーを訪れて以降、約1年8カ月間、国外を訪れていない。』