ウルグアイが中国とFTA交渉 アルゼンチン反発

ウルグアイが中国とFTA交渉 アルゼンチン反発
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN08EK90Y1A900C2000000/

『【サンパウロ=外山尚之】南米ウルグアイ政府が中国との自由貿易協定(FTA)交渉に入ったことが明らかになった。ウルグアイはアルゼンチンやブラジルとともに関税同盟を構成しており、単独での域外との貿易交渉は禁じられている。他国の反発は確実だ。

ラカジェポー大統領は7日、「我々は中国政府からFTAを前進させることを受け入れる公式な返事を受け取っている」と明らかにした。ウルグアイにとって中国は最大の輸出先で、FTAを通じて穀物や食肉などの輸出増加につなげる狙いだ。

ウルグアイとブラジル、アルゼンチン、パラグアイは南米南部共同市場(メルコスル)を構成しており、原則として他地域とのFTAはメルコスルとして取り組むルールがある。ウルグアイやブラジルは個別交渉を可能にするよう他のメルコスル加盟国に働きかけていたが、アルゼンチンの左派政権が消極的な姿勢を崩さず、内部対立が続いていた。

今回、ウルグアイが合意を待たずにメルコスルを飛び越えて中国と交渉を始めたことで、亀裂が深まるのは確実だ。アルゼンチンのフェルナンデス大統領は3月の首脳会合で、ラカジェポー氏に対して「我々が重荷ならば、船から下りればよい」と述べ、他国との交渉を始めた場合にメルコスルから脱退するよう警告していた。

ウルグアイ政府はメルコスル加盟国に連絡していると主張する。これに対し、アルゼンチンの地元紙クラリン(電子版)は8日、同国の経済省高官が「でたらめだ」と述べて反発していると伝えた。』

〔メルコスール〕
https://http476386114.com/2021/08/04/%e3%80%94%e3%83%a1%e3%83%ab%e3%82%b3%e3%82%b9%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%80%95/