「Why is the Taliban on such a winning streak, and can the tide be turned?」

「Why is the Taliban on such a winning streak, and can the tide be turned?」
https://st2019.site/?p=17294

『Nabih Bulos 記者による2021-8-11記事「Why is the Taliban on such a winning streak, and can the tide be turned?」。

 米政府による公式のカウントでは、アフガニスタン政府には、軍と警察とあわせて30万699人の人員が揃っているはずである。これでどうしてタリバン風情に国土の65%を征服される事態となっているのか?

 この30万人のうち「使えそう」なのはじつは五分の一くらいしかない。CIAが特訓してやった、特殊部隊である。その数、5万6000人。

 タリバンは米側のカウントでは7万5000人の戦闘員を擁す。したがって数的にもタリバンは優越。

 アフガニスタン政府に登録されている軍人や警察官には、帳簿上しか存在しない「ゴースト」員数が含まれている。2020年時点で5万8478人はゴーストだった。給料「中抜き」の仕組みがあるのだ。根本的に腐っている。

 パシュトゥーン族の住む南部の警察拠点はとっくにタリバンの麻薬マネーに籠絡されていて、逆に麻薬商売の拠点と化している。

 アフガン政府軍はいきおい、CAS頼みとなる。しかしアフガニスタン政府軍の航空部隊は、要求されたCASリクエストに25%しか応えてやることはできない。すでにオーバーワーク。

 アフガンの田舎では、道路はゲリラに塞がれてしまうから、砦の維持を、空中補給に頼るしかない。その補給力も、アフガン空軍部隊にはない。
 したがって、タリバンは、道路を支配するだけで、政府軍警の地方拠点を、無力化してしまえるのである。

 ※へラート州ではイラン交易ルートをめぐってタリバン・セクター同士の内訌が起きているようだ。米軍がいなくなる9月以降、あっという間に軍閥割拠状態になるだろう。北部の非パシュトゥーンの各族は、すでに独自に兵器弾薬の海外手蔓を確保している筈。』