五輪テレビ視聴、低調

五輪テレビ視聴、低調 広告の補償交渉も―米
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080200142&g=int

『【ニューヨーク時事】米国で東京五輪のテレビ視聴が低調だ。有名選手の欠場など複数の要因が背景にあるとみられる。米国で五輪の独占放映権を持つメディア・娯楽大手NBCユニバーサルは、想定より低い数字に気をもんでいる。


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 東京五輪開会式の米国の視聴者数は約1700万人と、前回のリオデジャネイロ五輪から36%減った。7月27日までの夜間の平均視聴者数も、リオ大会の同じ期間に比べ42%減となっている。

 視聴率が想定を下回る場合、テレビCM放映企業に対し、テレビ局は補償として追加広告枠を提供する。米報道によると、NBCは複数の広告主とこうした補償交渉を始めたという。NBCは先に、東京五輪の広告販売が12億5000万ドル(約1370億円)を超え、五輪史上最大になったと明らかにしていた。

 視聴率低迷には、メダル獲得が有力視されていた米体操女子シモーン・バイルス選手の欠場や、米国でも人気が高いテニスの大坂なおみ選手の敗退などが影響したとみられている。また、ここ数年の「テレビ離れ」加速や、日本との時差、無観客開催で盛り上がりに欠ける点を指摘する声もある。

 NBCのシェル最高経営責任者(CEO)は7月29日、五輪の視聴率が「恐らく事前予想より低い」と認めた。一方、インターネット経由の視聴は好調と述べ、今大会を通じて利益を上げることができるとの見方を示した。』