中国、新疆に新たな核ミサイル格納庫建設か

中国、新疆に新たな核ミサイル格納庫建設か 米報道
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB278IN0X20C21A7000000/

『【ワシントン=時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は26日、中国が新疆ウイグル自治区に核ミサイルの地下格納庫とみられる施設110カ所を建設していると報じた。先月にも北西部甘粛省の砂漠地帯で似たような格納施設119カ所が建設されていると報じられたばかりだった。

核弾頭を搭載した弾道ミサイル用とみられる新たな格納施設は、同自治区東部の砂漠地帯で建設されていた。商業衛星写真で施設を発見した核専門家らによると、少数民族ウイグル族の収容施設があるとされるクムルから約100キロしか離れていない。

3月に建設が始まった地下格納庫は、それぞれ約3キロ距離を置いていた。極秘裏に建設を進めていた様子はなく、明らかに発見されることを想定していたとみられる。

全米科学者連盟の核専門家は、先月報じられた甘粛省の格納庫建設にも触れ「(これらは)中国核戦力の過去最大規模の拡大を示している」と指摘。ただ、中国が新たな格納庫にミサイルを実装するかどうかは不明で、おとりとして使ったり、将来の核軍縮交渉用のカードにしたりする可能性もあるという。

米国防総省によると、中国が保有する核弾頭数は「200発台前半」で、米国やロシアと比べると大幅に少ない。ただ、今後10年間で少なくとも2倍に増やす可能性が高いとみられており、米国は警戒を強めている。 』