米失業保険申請、41.9万人 約2カ月ぶり高水準

米失業保険申請、41.9万人 約2カ月ぶり高水準
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN19DN90Z10C21A7000000/

『【ワシントン=長沼亜紀】米労働省が22日発表した失業保険統計(季節調整済み)によると、11~17日の週間の新規失業保険申請件数は41万9000件で、前月の改定値から5万1000件増えた。2週ぶりの増加で、5月上旬以来約2カ月ぶりの高水準となり、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(35万件程度)を大幅に上回った。

一方、失業保険の総受給者数は4~10日の週は323万6000件で前週の改定値から2万9000件減り、新型コロナウイルス感染が本格化した2020年3月以降の最低水準を更新した。

経済再開が進み、労働市場は改善しており、業種や地域によって人手不足が問題となっている。このため20州以上が、コロナ対策で実施していた失業給付の積み増しや対象・期間の拡大といった特例を打ち切り始めた。

6月27日~7月3日の週は、すでに打ち切ったアラバマ州などに加え、人口が多く受給者も多いテキサス州やジョージア州などでも打ち切りが始まったため、全体の特例措置による受給者数は約926万9000人(季節調整前)で約112万9000人減と大きく減少した。』