アフガン協議加速で合意

アフガン協議加速で合意
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB190700Z10C21A7000000/

『【イスラマバード=共同】アフガニスタン政府と反政府武装勢力タリバンは18日、停滞している恒久停戦に向けた協議を加速することで合意したとする共同声明を出した。双方の高官が17日から中東カタールで直接協議していた。民間人の死傷者を防ぎ、人道支援で協力することでも一致したが、停戦や暴力削減についての言及はなく協議は不調に終わったもようだ。

8月末までの駐留米軍の撤退完了が近づき、タリバンが猛攻を続ける中、アブドラ国家和解高等評議会議長率いる政府代表団が、タリバン対外窓口事務所トップのバラダル師らと協議に臨んでいた。

声明では、高官レベルの直接協議は継続し、感染拡大が続く新型コロナウイルス対策用の物資の輸送について適切な措置を講じるとした。

昨年9月に始まった政府とタリバンの停戦協議は進展せず、駐留米軍の撤退が始まった今年4月下旬以降、タリバンは攻勢を強めており、政府軍は苦戦している。

タリバン最高指導者ハイバトゥラ・アクンザダ師は18日に「軍事的に優勢だが、政治解決を熱心に支持している」とする声明を出したが、タリバンには武力を背景に優位に交渉を進めたい思惑がある。』