中国、上海で人民元先物取引検討

中国、上海で人民元先物取引検討 浦東新区の改革方針
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB15D970V10C21A7000000/

 ※ 中国の立場では、「人民元の基軸通貨」化(グローバルな…とまで行かなくても、「地域基軸通貨」、最低でも「一帯一路地域内での基軸通貨」…)を、推し進めたい…。
 ※ それには、活発な「取引市場」の構築、ひいては、「リスクヘッジのための先物市場」の構築が不可欠となる…。

 ※ しかし、そうなると、「中国共産党」による「コントロール」が効かなくなる…。
 ※ 世の中、何でも、「あちら立てれば、こちら立たず。」なわけだ…。

『中国政府は15日、中国の金融センターとなっている上海市浦東新区の改革開放方針を発表した。同地区で人民元先物やオフショア(海外)人民元の売買解禁を検討する。中国政府が米国に上場する中国企業への規制を強化する中、同地区を国際金融センターと位置づけ、金融都市として発展を促す。

中国国務院(政府)と中国共産党の発表を新華社が15日伝えた。同地区を2035年までに世界トップクラスの都市にするとしたうえで、金融や貿易、ハイテク分野などの規制緩和方針を示した。

中国は人民元の売買を厳しく規制しており、投機的な取引を助長する可能性がある先物取引を中国本土で認めていない。今回の発表では、人民元先物やオフショア人民元取引を検討するほか、ハイテク企業向け市場「科創板」への一部海外機関投資家の参加を認める方針を示した。

浦東新区は1990年代に開発が進んだ上海市内の新しいエリアで、中国の銀行や証券取引所などが集まる。発表では、半導体や人工知能(AI)などのハイテク分野も注力するとした。』