ハンガリーの反LGBT法はEU法違反 欧州議会が決議

ハンガリーの反LGBT法はEU法違反 欧州議会が決議
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR08FBY0Y1A700C2000000/

『【ブリュッセル=竹内康雄】欧州議会は8日、ハンガリーのLGBT(性的少数者)の権利を規制する新法が、欧州連合(EU)の法令に反しているとして非難する決議を賛成多数で可決した。ハンガリー側は反発している。

決議は賛成459、反対147で、棄権が58だった。

問題になったのはハンガリーで6月中旬に成立した法律。学校教育や映画、広告などで18歳未満に同性愛や性転換を伝えたり、議論したりするのを制限する内容だ。

決議は、市民の権利を定めたEUの基本権憲章に「明確に違反している」と主張。新法がハンガリーの民主主義や法の支配を解体しようとしていると批判した。その上で欧州委員会とEU加盟国にあらゆる手段を用いて阻止するよう求めた。特に欧州委には制裁につながる法的手続きに入るよう促した。

ハンガリー政府はEUに反発している。オルバン首相はフェイスブックに「欧州議会はLGBTQの活動家をハンガリーの学校に入れることを望んでいるが、我々はそうはさせない」などと投稿した。教育の方法を決めるのは国家主権だと主張し、EUに徹底して対抗する構えだ。』