ながらくCIAはインターネットや、ワイヤレス通信をうけいれなかった。

ストラテジーペイジの2021-7-4記事。
https://st2019.site/?p=17095

   『CIAは近年まで、カスタムメイドの暗号化FAXを連絡に使っていたが、ユーザーは不満であった。そこで「グレイ・マジック」という暗号Eメール・システムに更新している。

 暗号化FAXは、CIAと納入業者の間の商談に使われていた。特殊装備品の開発の打ち合わせにも便利だったという。
 しかし端末が大型の機械であったため、不便だった。

 ながらくCIAは、インターネットや、ワイヤレス通信を、うけいれなかった。それらは必ず傍受・盗聴されてしまう。
 だからデータは必ず「スニーカー・ネット」で受け渡す決まりだった。すなわち、フロッピーディスク、カートリッヂテープ、USBスティックなどの記録媒体を、人から人の手渡しによって、授受するのだ。

 インターネットで情報を保全する技術は、たとえば金融機関の方がCIAより先を行っていた。CIAには基本的に予算がないために、それに後落していたのだ。もちろん民間企業はCIAに、データ保全の方法など教えてはくれない。
 グレイ・マジックへの更新は、ようやくCIAにそのための予算がついたことを意味する。』