アフガン駐留米軍、最大拠点から撤収

アフガン駐留米軍、最大拠点から撤収
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB029MS0S1A700C2000000/

『アフガニスタン国防省は2日、アフガン駐留米軍が首都カブール北方の最大拠点バグラム空軍基地から撤収したと明らかにした。米軍のアフガン撤収は最終局面にあり、2001年の米同時テロをきっかけに始まった約20年に及ぶ戦争を終結させる。

同省のアマン副報道官が「全ての連合軍と米軍部隊は昨夜バグラム基地を出発し、基地はアフガン治安部隊に引き渡された」とツイートした。同基地はカブールの北方60キロメートルに位置し、空からの攻撃や後方支援などを担ってきた。ピーク時には10万人超の米兵が利用した。

米政府とアフガンの反政府武装勢力タリバンは20年2月、米軍の撤収を盛り込んだ和平合意を交わした。バイデン米大統領は21年4月、約2500人のアフガン駐留部隊を同時テロから20年となる9月11日までに撤収させると表明した。

米軍は首都カブールの米大使館などの警備を行う部隊を残すが、戦闘部隊がアフガンを離れたことを受けて撤収完了と位置づけるとみられる。

アフガンではタリバンが攻勢を続け、支配地域を拡大させている。米軍の撤収で一段の治安悪化が懸念されている。』