マレーシア、エリクソンと契約 5Gのインフラ整備

マレーシア、エリクソンと契約 5Gのインフラ整備
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM01DG30R00C21A7000000/

『【シンガポール=中野貴司】マレーシア政府は1日、高速通信規格「5G」のネットワーク整備や運営を担うパートナー企業にスウェーデンの通信機器大手エリクソンを選んだと発表した。中国の華為技術(ファーウェイ)も入札に招かれたと伝えられていたが、最終的には選ばれなかった。

マレーシアはまず2021年末までに首都クアラルンプールや行政機能が集まるプトラジャヤに5Gを導入し、24年までに人口の8割が住む地域に5Gを行き渡らせる計画だ。エリクソンはシステムの設計やネットワークの開発・運営など基幹業務を請け負う。今後10年間にかかる総費用は110億リンギ(約2900億円)に上る見通しだ。

地元紙ザ・エッジによると、入札にはエリクソン、ファーウェイ、フィンランドのノキアなど8社が招かれていた。マレーシア政府は選定の経緯の詳細を明らかにしていないが、「厳格な入札」の結果だと強調している。20年2月まで首相だったマハティール氏が在任中にファーウェイの技術を「可能な限り利用したい」と述べるなど、マレーシアは中国企業への警戒を強める米国などとは一線を画する姿勢を示していた時期もあった。

隣国のシンガポールでも、5Gの主要機器を供給するパートナー企業にエリクソンとノキアが選ばれている。』