大統領選構図に変化か 与党惨敗、極右振るわず

大統領選構図に変化か 与党惨敗、極右振るわず―フランス地方選
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062800810&g=int

※ 欧州情勢は、英国がブレグジットしたんで、独仏中心となっていくだろう…。

※ その一方の雄の仏の政治情勢は、注目だ…。

『【パリ時事】フランスで27日に行われた広域地方自治体「地域圏」議会選(比例代表、2回投票制)決選投票で、マクロン大統領の国政与党「共和国前進」と、ルペン党首が率いる極右政党「国民連合(RN)」は、いずれの地域圏でも第1党の座を獲得できなかった。仏メディアは、マクロン氏とルペン氏の対決が予想される来年の大統領選の構図が変わる可能性があると報じている。

 今回の選挙は、これまで人種差別的なイメージにより根強かった極右政党に対する国民の嫌悪感が、ルペン氏の穏健化戦略でどこまで解消されたかを測る指標として注目を集めていた。

 第1回投票では、マルセイユ市を含む南仏の地域圏でRNが首位に立った。だが、決選投票では国政野党共和党が反極右票を集め、RNに約15ポイントの差をつけて第1党の座を奪取。ルペン氏の穏健化戦略は不発に終わった。
 共和国前進は、決選投票に進んだいずれの地域圏でも首位の党に大差をつけられ、惨敗した。マクロン氏再選へ向けた票の掘り起こしを狙ったが、地方での支持基盤の弱さが改めて浮き彫りとなった。

 一方、共和党を中心とした右派グループが最多の7地域圏で首位に。野党社会党などの左派グループも5地域圏を掌握した。

 北部オードフランス地域圏では、すでに大統領選出馬を表明している元共和党所属のベルトラン氏を筆頭とする右派グループが、50%以上の得票率でトップに立った。ベルトラン氏は支持者らに向けた演説で「この結果は、全てのフランス国民に会いに行くための力を私に与えてくれる」と強調。大統領選出馬への決意を改めて示した。

 28日付の仏紙フィガロは「国の主要な政治勢力という右派系の地位が強化され、マクロン、ルペン両氏の一騎打ちにはならない可能性がある」と指摘し、来年の大統領選の行方を予想した。

 海外県を除く本土の13地域圏は複数の県を束ね、国に次ぐ権限を持つ。20日の第1回投票で10%以上の票を獲得した党が決選投票に進出した。』