EU移民流入抑制へ、支援先拡大 受け入れ分担は難航

EU移民流入抑制へ、支援先拡大 受け入れ分担は難航
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR237MD0T20C21A6000000/

『【ブリュッセル=竹内康雄、イスタンブール=木寺もも子】欧州連合(EU)は移民や難民の流入を抑制するため、近隣諸国への資金支援の対象を広げる。新たに地中海に面する北アフリカ諸国も加える方針だ。トルコへの支援継続も合意したが、EU加盟国間で移民や難民の受け入れを分担する改革案の協議は停滞しており、抜本的な解決はみえない。』

※ この問題を考える場合、「地中海世界」及び「その周辺国」の「歴史」というものの構図に置いて、考える方がいい…。

※ 衛星画像は、こんな感じ…。

※ 地形図(山脈、高低)は、こんな感じ…。

※ 気候区分…。

※ そして、忘れがちなのが、「海流(潮の流れ)」だ…。

※ 「蒸気機関」が発明されるまで、「動力」は、「帆船(風力を利用する)」と「人力(人が櫂で漕ぐ)」しか無かった…。

※ よって、「潮流」は、決定的に重要だった…。

※ 上記にあるように、「地中海」は、ある意味「内海」で、適度な「潮流」があったから、「沿岸航法」により、物資を運搬することが可能だった…。

※ ここの「中継都市」と、「運送の担い手」を押さえると、「交易の利益」を独占することができた…。

※ それで、「欲に塗れたヤカラ」どもが、激しく支配を争った…。河川も流入しているから、そこを遡れば、河川の沿岸の都市にも物資を運び入れることが可能で、利益はますます増大した…。

※ 史上名高い「ギリシャvs.フェニキア」の植民都市の配置だ…。「ポエニ戦争」だったか…。

※ ギリシャの植民都市(ギリシャ人が移住したと言うより、「影響下にあった」ということなんだろう)が、黒海沿岸や今のトルコの地中海側にもあったことに、注目しておこう…。

※ そして、周辺に大国や帝国が勃興すると、その支配下に置かれ、没落・滅亡すると「支配勢力」が目まぐるしく変更していくことになる…。

※ まず、ローマ帝国…。

※ エジプトの覇者、メソポタミアの覇者も進出してくる…。

※ 7世紀以降は、「イスラム勢力」が進出する…。

※ 11世紀頃になると、キリスト教勢力が反攻に出る…。「レコンキスタ」運動だな…。

※ イベリア半島を、イスラム勢力から奪還することになる…。

※ 13世紀には、「モンゴル帝国」の進出だ…。

※ これで見ると、イベリア半島の対岸の北アフリカには、「王朝」が成立していたようだな…。

※ おそらく、イスラム勢力の「残党」と言ったところなんだろう…。

※ ここら辺で止めておくが、この後も延々と、支配の「争奪戦」が繰り返されることになる…。

※ 特に、近年は、「石油資源」の支配の争奪が絡んでくるんで、争いは「熾烈化」することになる…。