韓国、超音速戦闘機「KF21」を公開 開発成功なら世界で8番目

https://www.cnn.co.jp/world/35169153.html

『ソウル(CNN) 韓国は9日、国産の超音速戦闘機「KF21」の機体を公開した。最終試験に成功すれば、超音速戦闘機を保有する世界で8番目の国となる。開発プログラムは52億ドル(約5700億円)規模となる予定で、韓国は輸出けん引や雇用創出に期待を寄せている。

KF21は運用開始後、空対空や空対地ミサイルを搭載する見通し。空中発射式の巡航ミサイルを装備する可能性もある。

エンジンは双発となり、任務に応じて単座と復座の機体が用意される。

文在寅(ムンジェイン)大統領は、慶尚南道・泗川市にある韓国航空宇宙産業の工場で開かれたお披露目式に出席し、「新たな自主国防の時代が幕を開けた。(韓国の)航空産業の発展において歴史的な節目となる」と語った。

文氏によると、KF21は地上試験と飛行試験を経て量産を開始する。2028年までに40機、32年までに120機を配備するのが目標だ。

文氏は「本格量産が始まれば10万人分の追加雇用が創出され、5兆9000億ウォンの付加価値が生まれる。輸出に至れば効果はさらに大きくなる」と期待を示している。』

『KF21の部品のうち国産は65%のみだが、航空機生産の長い歴史を持たない韓国にとって、今回の機体公開は重要な成果となる。

韓国政府は声明で「将来的に最終試験が完了すれば、韓国は先端超音速戦闘機を開発した8番目の国となる」と説明した。

開発済みの国は米国、ロシア、中国、日本、フランス、スウェーデン、英独伊西で構成される欧州のコンソーシアム。

このうち、国産の第5世代戦闘機を配備するのは米国と中国のみだ。北大西洋条約機構(NATO)の統合空軍力センターによると、第5世代戦闘機にはステルス技術やレーダー妨害能力に加え、機内とリモートのデータを統合して操縦士に完全リアルタイムの作戦状況を伝える高度な電子機器が搭載されているという。』