パラオ大統領、米国大使同行で台湾到着 蔡総統会談へ

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM281ZP0Y1A320C2000000/

『【台北=中村裕】南太平洋パラオのウィップス大統領が28日、台湾に到着した。1月に大統領に就任したばかりで、初の外遊先に外交関係を結ぶ台湾を選んだ。駐パラオ米国大使も同行した。30日には蔡英文(ツァイ・インウェン)総統と会談する予定で、中国の激しい反発も予想される。

4月1日まで滞在する。今回の訪問に米国の支援もあったことを明らかにした。台湾が現在、外交関係を結ぶのは世界で15カ国。太平洋に点在する太平洋島しょ国(14カ国)に4カ国あり、パラオはその一つ。パラオ大統領の訪問を通じ、台湾は米国の後押しも受け、国際社会で存在感をアピールしたい狙いだ。

特に太平洋島しょ国では近年、中国が開発援助などで攻勢をかけ、台湾は危機感を強めている。2019年にはソロモン諸島とキリバスが台湾と断交し、中国と国交を結んだ。米中対立の最前線の一つともいえる。

そのなかで、1月に就任したパラオのウィップス大統領は特に台湾重視の姿勢を見せている。今月半ばには、新型コロナウイルスの感染が抑えられているとし、4月1日から観光を目的とした団体旅行客を相互に受け入れることを決めた。

パラオは以前から米国との関係も深い。米国と自由連合協定を結んでおり、米国から財政支援を受ける一方、国防と安全保障の権限を委ねている。昨秋には米軍に新たな基地の設置も提案している。

パラオは約200の島から構成され、人口は約1万8千人。台湾からパラオへは飛行機で約4時間の距離にある。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料! 

春割で申し込む
https://www.nikkei.com/promotion/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGM11C1B011032021000000&n_cid=DSPRM1AR08_promo

無料会員に登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGM010QT001022021000000&n_cid=DSPRM1AR07#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login