バイデン氏、ハリス副大統領を移民担当に

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『【メキシコシティ=宮本英威】バイデン米大統領は24日、南部国境で急増する不法移民の問題について、ハリス副大統領が担当すると発表した。移民を送り出しているメキシコや中米の各国と協力し、保護者と同行していない未成年の不法越境の抑制や保護施設の増強に対処していく。

バイデン氏はオバマ政権下で副大統領として中米地域を担当し、治安や経済格差といった課題に各国政府と共に取り組んできた。ハリス氏は高齢のバイデン氏の後継候補の一人で、国境問題への知見の向上につなげる狙いもある。

バイデン氏とハリス氏は24日、ベセラ厚生長官、マヨルカス国土安全保障長官らと移民問題について協議した。特に保護された未成年の移民が、設備が整っていない施設に収容されている現状は、与野党双方から批判されている。

移民問題について話すハリス副大統領(24日、ホワイトハウス)=AP

米新興ニュースサイトのアクシオスによると、未成年者の移民の新型コロナウイルスへの感染は2020年3月からこれまでで2897人に達した。現時点では約300人が感染している。

ハリス氏は24日、米CBSニュースの取材に応じて、移民の急増について「非常に大きな問題だ」と指摘し、将来的には国境地帯を視察する意向を示した。同時に「根本の原因を解決する必要がある」とも言及し、中米地域の社会経済環境の改善にも協力したい考えだ。

バイデン氏は20年の米大統領選の公約で、中米地域に4年間で40億ドル(約4300億円)を投資する考えを示している。移民の原因である劣悪な治安や脆弱な法制度の改善を目指す。

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