モスクワでアフガン和平会議、タリバン含む政権樹立促す

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『【モスクワ=小川知世】ロシアは18日、モスクワで米国と中国、パキスタンの代表らが参加するアフガニスタンの和平に関する会議を開いた。会議後に共同声明を発表し、アフガン政府と反政府武装勢力タリバンに双方が参加する包括的な政権樹立にむけて行程表の策定などに直ちに取り組むように促した。

会議にはアフガン政府とタリバンの代表団が出席し、カタールとトルコもオブザーバー参加した。米国のアフガン駐留軍の撤収期限が5月に迫るなか、和平交渉を進める方法を議論した。共同声明では双方に暴力行為の削減なども求めた。

アフガンをめぐっては2020年2月に米国とタリバンが和平合意した。同年9月にカタールの首都ドーハで始まったアフガン政府とタリバンの和平交渉は難航し、タリバンによる暴力行為が激化している。バイデン米大統領は17日放送のインタビューで、アフガン駐留米軍の撤収延期を排除しない意向を示していた。

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アフガニスタン④ー様々なアフガン人と同族の国境分断
https://ameblo.jp/mayoerossan2/entry-12484025406.html

 ※ こういう状況なんで、「妥協する」ということは、なかなか難しい…。

『シルクロードの十字路に位置するアフガンは古代より様々な民族の交流地であるが、険しい山脈に分断された自然的制約が民族間の融合や統合を妨げ、20以上に及ぶ今日の多民族多部族社会を形成する要因となってきた。

しかし、最も大きな影響を受けてきたのは西に隣接する西アジアの強国ペルシャ(イラン)で、古代はアケメネス朝・ササン朝を経て中世イスラム化後もサファビー朝その他のイラン系王朝の支配下に置かれてきた。

イメージ 1

そのためアフガンの民族分布は上図のようにきわめて複雑であるが、国の東部・南部に居住する最大のパシュトーン人(42%)も北部を中心とする第二の民族タジク人(27%)も同じイラン系民族で、これにハザラ・アイマクなどを加えると人口の8割強がイラン系で占められている。

しかし、イラン系といっても一様ではなく言語も宗教も入り乱れ、加えて国内の民族集団は国外にも多数の同族が分布し、これが民族間の統合を一層困難にしている。

最大のパシュトーン人は狭義の山岳民アフガン人で、1747年に最初の国民国家ドゥラニー朝アフガン王国を建設して以来の中心民族となっている。

公用語はパシュトーン語であるが、方言差が極めて大きく、パシュトーン人同士でも部族間の意思疎通が容易でないこともしばしばで、民族間相互の会話は後述のダリ語(ペルシャ語)が使用されることが多い。

一方、パシュトーン人は国内に1200万人の外、隣国パキスタンにはその2・3倍もの2800万人の同胞を抱え、同国人口の16%を占める第二の民族集団を形成している。

これは1878年のイギリス軍のアフガン王国侵攻(第二次アフガン戦争)の結果、ペシャワル以西の北西辺境州がパキスタン側に分割編入され、肥沃なインダス川平原を失ったためである。

イメージ 2北部に住む第二のタジク人はイラン系ダリ語を使用するが、ダリ語はアラブ化されたペルシャ宮廷語で、イラン支配下では優遇されたがアフガン王国成立以降は冷遇され、パシュトーン人への反発は根強い。

又タジク人も国内約760万人のほか、隣接するタジキスタンの80%を占める中心民族で同国に約540万人が居住している。

これはパシュトーン同様19世紀にタジク人居住地区がアムダリア川を境にロシア領に分割編入されたものだが、ロシア編入以降ダリ語はキリル(ロシア)文字化され、両国のタジク人の交流は途絶えている。

タジク人と同様なケースは同じ北部に住むトルコ系民族のウズベク人(約250万)やトルクメン人(約80万)も同様で、ともに隣接する中央アジアにウズベキスタン(約2700万)・トルクメニスタン(約500万)の独立国家を形成している。

又最南部に住むバローチ人は50万人と数は少ないが、パキスタンのバローチスタン州・イラン南東部3ヶ国の広大な砂漠地帯にまたがる遊牧民である。

最後に中央山地に住む第三の民族ハザラ人(約255万)はモンゴル人の末裔とされるが、中世以降イラン化してダリ語を使用、宗教もスンニー派イスラム教徒が多いアフガニスタンではシーア派を信仰する親イラン民族となっている。

(つづく)』

※ こういう山岳国家なんで、軍事作戦は限られる…。

※ しかも、周辺国はこういう感じだ…。

※ 各大国、各勢力の利害関係や、思惑が、複雑に絡み合う…。

※ そこへ持ってきて、上記のような「多民族国家」なんで、ますます「利害調整」は、困難となる…。

※ 紛争の火種は、「宝石」や「麻※」なんてものまでに及んでいる…。