米中外交トップが直接協議 バイデン政権で初

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN190210Z10C21A3000000/

『【ワシントン=永沢毅】ブリンケン米国務長官は18日、中国の外交担当トップ、楊潔篪(ヤン・ジエチー)共産党政治局員とアラスカ州で会談した。米中の外交トップが対面式で会うのはバイデン政権では初めて。安全保障や人権、経済などを巡り激論となる公算が大きい。

米中高官協議は現地時間18日午後(日本時間19日午前)に始まり、19日まで2日間の予定だ。米国はサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)、中国からは王毅(ワン・イー)国務委員兼外相が同席した。「新冷戦」と称されるほどに悪化している米中関係の仕切り直しにつながるかが焦点となる。

サキ大統領報道官は記者会見で「人権や香港を含む私たちの懸念を率直に話すだろう」との見通しを示した。米国は習近平(シー・ジンピン)指導部が進める強権路線の修正を求める方針で、台湾への威嚇や新疆ウイグル・香港での人権侵害、沖縄県・尖閣諸島周辺への領海侵入や南シナ海、不公正な経済慣行などの課題を広範に取り上げる。

中国はトランプ前政権が進めた対中制裁や輸出規制の解除を含めた強硬路線の見直しを求める構えだ。気候変動などで協力できるとの方針を伝え、関係改善の糸口を探る。

中国は今回の協議を「ハイレベル戦略対話」と称して定期開催を求めているが、米国は「現時点では一連の会談の一部ではない」(サキ氏)として、中国側の見方を否定している。米国は協議の終了後にブリンケン氏らが内容を記者団に説明する。現時点では共同文書を発表する予定はない。

ブリンケン氏は日本、韓国の同盟国を歴訪した後の帰国途上でアラスカに立ち寄る形で中国側との会談に応じる。同氏は日韓両国と対中政策を巡って緊密に協議した。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

有料会員に登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGM010QT001022021000000&n_cid=DSPRM1AR07

無料会員に登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGM010QT001022021000000&n_cid=DSPRM1AR07#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login