中国春節 観光収入、コロナ前より4割少なく

中国春節 観光収入、コロナ前より4割少なく
帰省・旅行自粛響く ネット販売と対照的
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『【北京=川手伊織】中国文化観光省は25日、春節(旧正月)をはさむ大型連休(11~17日)の国内の観光収入が3011億元(約4兆9000億円)だったと発表した。新型コロナウイルスがまん延する前の2019年の同じ期間より41%少なかった。新型コロナの再拡大を警戒する当局の呼びかけで帰省や旅行の自粛が広がったためだ。

20年比では8.2%増えた。国内旅行をした延べ人数は同15.7%増の2億5600万人だ…

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国内旅行をした延べ人数は同15.7%増の2億5600万人だった。新型コロナ前の19年よりは25%少なかった。

連休中に省をまたぐ移動を見合わせたため、都市近郊など居住地近くを旅行する人が増えた。中国の海通証券が北京観光を分析したところ、北京在住者による観光支出は19年を上回った。他の都市から来た人の支出が19年を大きく下回ったため、全体もマイナスとなった。

中国商務省によると、全国10カ所の大都市で期間中にショッピングモールを訪れた1日あたりの客数は19年の水準より1割以上少なかった。主要な小売りや飲食業の売上高は19年比で増加した。新型コロナで普及した「巣ごもり消費」でインターネット販売が伸びた可能性がある。

海通証券は「21年1~2月の小売売上高は昨年の反動で前年同期比40%近く伸びる可能性があったが、帰省自粛など新型コロナの影響で上昇率は明らかに鈍化する」と分析する。