医療従事者向けワクチン、3月中の確保量は2割強どまり

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 ※ 『日本のワクチン接種計画の先行きはまだ混沌としている。』
 別に日本だけの話しじゃない…。「世界中が」そういう状況なんだ…。

 ※ 『19日には米ウォールストリートジャーナルなどがファイザー製のワクチンについて、従来のマイナス60度~同80度ではなく、マイナス15度から同25度でも保存が可能なことが明らかになったと報じた。会社側が米当局にレポートを提出したという。別の研究データによると1度の接種でも85%の有効性が示されたとしている。』

 そういう「情報」を、入手した…、となれば、まず、その「確度を確認する。」「相当程度、確か。」となれば、今度は、「それを、前提に、修正していく。」…。

 「冷凍庫」の手配計画を、見直す…。場合によっては、「メーカーへの増産要請・手配計画を取り消す。」なんてことも、必要かもしれない…。

 『1度の接種でも85%の有効性が示された』ということが、「相当程度、確か。」となれば、「それを前提に、修正していく。」…。

 そういう「作業」を、繰り返して行く…。それが、「走りながら、考える。考えながら、走る。」ということだ…。

 その時に重要なことは、「プライオリティ(優先順位)の判断」を間違わないということだ…。

 全体の構図における最大のプライオリティは、「安全性を確保しながら、抗体を作って行く。」ということだろう…。

 既に、「接種の順番」の決定に、「プライオリティ」の判断が示されている…。

 医療従事者>高齢者>基礎疾患持ち>それ以外の一般人…、という順番で打つと言っている…。

 「高齢者施設における介護職」は、この中のどこに入れるのか…。「妊婦」さんは、どこに入れるのか…。そういうことも、考えないとならない…。

 『マイナス15度から同25度でも保存が可能』となれば、「一般医療用冷凍庫」が使用可能らしい…。さらには、「ドライアイス+発泡スチロールのボックス」で、運搬可能かもしれない…。なにか、「緊急接種」を希望する場合は、「使える策」かもしれない…。運搬・搬送も、業者さんの選択範囲がだいぶ広がる話しだろう…。

 『別の研究データによると1度の接種でも85%の有効性が示された』とあるが、ここは「抗体作成」に関する重大なことだから、「慎重」に行くべきだろう…。

 そういう、細かい「プライオリティの判断」、その都度その都度の「プライオリティの判断」で、「大きく外さないこと」「致命的な傷を負わないこと」…。そこが、大切だ…。

 「指揮官」とは、ギリギリの状況の中で、「その判断ができる人材」のことを言うんだと思う…。

 「混沌」でも、なんでもない…。「現実に対応していく」「実務を、処理していく」とは、そういうことなんだと思う…。
 
『政府は19日、新型コロナウイルスのワクチン接種で医療従事者向けの都道府県別の出荷計画を公表した。3月中にまず117万人分にあたる計234万回分を全国の自治体に配る計画だが、470万人程度とみられる接種対象の医療従事者の2割強にとどまる。4月から高齢者の接種も始まるが、医療従事者の接種完了時期は不透明で、ワクチン接種は綱渡りの状況が続く。

厚生労働省は2回接種のうちの1回目を3月1日と8日の週に58…

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厚生労働省は2回接種のうちの1回目を3月1日と8日の週に58万5000回分ずつ、計117万回分を供給する。2回目接種分は3週間後の22日と29日の週にそれぞれ同数出荷する計画だ。

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厚労省は優先接種の対象を370万人と見込んでいたが、河野太郎規制改革相は100万人程度上振れする可能性に言及した。優先接種の対象者が470万人に上振れし、毎週58万5000回分出荷するペースが変わらなければ、医療従事者470万人全員分のワクチンが自治体に届くのは5月中旬ごろになる計算だ。特殊な注射器を確保できなければ、接種ペースは遅れてさらに時間がかかる可能性がある。

河野氏は「医療従事者に打ちながら、4月に高齢者の接種も重なるように始めたい」としているが、医療従事者の接種ペースが上がらなければ高齢者の接種はおぼつかない。政府は米ファイザーからの供給次第で3月中に追加の出荷も目指す。ファイザーからの供給ペースを速めるとともに、高齢者接種の準備を同時並行で進める必要がある。

自治体は政府の対応に不満を募らせる。埼玉県の大野元裕知事は19日、ワクチンの配分方法について、全国一律ではなく感染状況などに応じて配分するよう河野氏に電話で求めた。河野氏は「次回以降は配慮したい」と話したという。各自治体への配分量についても改良の余地がありそうだ。

河野氏は16日のテレビ朝日番組で、ファイザーが欧州の工場の生産能力を増強していると説明した。「出荷の立ち上がりがどこになるか、いま交渉している」としたうえで「出荷が立ち上がって入ってくれば、どんどん打ってくださいということになる」と述べた。

だが、ワクチン確保に向けた世界的な争奪戦が起きており、楽観視はできない。

政府がファイザーと契約しているワクチン調達の内容は「年内に1億4400万回分」で、時期はあいまいだ。政府はなるべく早く日本に届くようファイザーと交渉を続けている。政府内にはこれまでも「6月までに5000万人分は届く」との見通しがあるが、公式には表明はしていない。ファイザーは世界中から追加供給を求められ、欧州では輸出規制も続いている。供給前倒しの言質をとるのは日本でなくても難しい。

通常の商品なら購入価格を引き上げて上積みを求める手段もある。しかしワクチンの場合は、先進国が先に調達量を確保し新興国への供給が不足するといった格差の問題も指摘されている。強引な手段が明らかになれば批判を受けかねず「地道に交渉をしていくしかない」(政府関係者)。

状況が好転する可能性がない訳ではない。19日には米ウォールストリートジャーナルなどがファイザー製のワクチンについて、従来のマイナス60度~同80度ではなく、マイナス15度から同25度でも保存が可能なことが明らかになったと報じた。会社側が米当局にレポートを提出したという。別の研究データによると1度の接種でも85%の有効性が示されたとしている。

日本のワクチン接種計画の先行きはまだ混沌としている。

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