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『【ワシントン=中村亮】バイデン米大統領は17日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話協議した。米ホワイトハウスによると、バイデン氏は防衛協力を含む2国間関係の強化に取り組む立場を伝え、対イラン政策で緊密に連携することを確認した。
米国とイスラエルは歴史的に緊密な関係にあるが、バイデン氏の大統領就任から1カ月近くが経過して首脳の電話協議がようやく実現した。バイデン氏は過度にイスラエルに肩入れしたトランプ前政権の政策を修正する。イスラエルが反対するイラン核合意にバイデン政権は復帰する方針で、両国には溝がある。
一方、バイデン氏は17日の電話でトランプ政権が仲介したイスラエルとアラブ諸国の国交正常化合意を支持する立場を改めて示した。トランプ政権はイスラエルの首都としてエルサレムを承認し、バイデン政権はこれまでに承認を覆す考えはないと説明している。
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