米大統領選に見る民主主義を守るために必要なこと

米大統領選に見る民主主義を守るために必要なこと
原田 泰 (名古屋商科大学ビジネススクール教授)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/22077

 ※ 「なるほど…。」と、ちょっと感心したんで、紹介しておく…。

 ※ 民主主義の「基盤」の考察なんだが、この視点は無かった…。

 ※ 『繁栄した資本主義の国では、政権から離れても仕事がある。まして米国は転職が多く、雇用の流動化が進んでいる。日本の同一企業での平均勤続年数が12.1年であるのに対し、米国は4.2年である。英独仏伊と比べても短い(労働政策研究・研修機構「データブック国際比較2019」)。良い仕事を見つける機会は大いにあるのだ。

 一方、アフリカ、東欧、中南米では、大統領の配下より良い仕事が少ない。最後まで独裁者と運命を共にするしかない人がたくさんいる。このたくさんの人に支持されて、独裁者は最後まで頑張ることができる。』…。

 ※ 『米国の資本主義、市場主義の繁栄が、チェックアンドバランスを考えた憲法体制と、それを支える伝統とともに米国民主主義を守っている。新型コロナウイルスの対応で中国の全体主義が注目を浴びているが、全体主義は気に入らないと思えば誰でも解雇できる。これでは経済的にも中国共産党一党独裁に抵抗することができない。

 選挙結果に反するクーデターという横暴がまかり通らないためにも、公平な選挙を担保することはもちろん、誰もが自由に仕事を作れる資本主義を守ることが必要だ。資本主義体制では、独裁者が働いている人を自由にクビにできないし、独裁者の子分にならなくても良い仕事を見つけることができる。民主主義と資本主義はセットで機能するものだ。』…。

 ※ 「政権」や、「権力」に阿ら(おもねら)なくても、「明日の飯のタネ」を手に入れることができること…。

 ※ それこそが、「自由にものを言い」「自由にものを考える」ことの基盤だったな…。

 ※ そういう「当たり前」の話しを、忘れていたよ…。