株、下げない相場 支えるバリュー、鍵はトヨタに

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 ※ そういう側面が、あるのか…。

 ※ 『野村証券の池田雄之輔チーフ・エクイティ・ストラテジストらは9日付のリポートで「決算シーズンが一巡すると、バリュー株への追い風は弱まる可能性がある」と指摘している。年明けからのバリュー株相場の背景の1つに20年4~12月期決算の発表時期という季節性があるとの視点からだ。

池田氏らによると「例年2月に『今期業績の悪い』銘柄が回復する傾向があり、今期増収率に着目した『逆張り戦略』のパフォーマンスでこの時期に上昇しやすい」という。国内主要企業の決算発表は今週で一段落する。バリュー株を後押しする材料も出尽くし、追い風が弱まる可能性がある。』…ということだ…。

『10日午前の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸。前引けは前日比25円高の2万9531円だった。朝方こそは高値警戒感から利益確定売りが先行したものの、きょうも割安(バリュー)株がしっかり買われ、下げそうで下げない相場の支えとなっている。このバリュー株相場はどこまで続くか。午後に予定されるトヨタ自動車の2020年4~12月期決算の発表が鍵を握っている。

年明けから日本株市場でバリュー株への巻き戻しが鮮明だ。東証…

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東証株価指数(TOPIX)の低PBR(株価純資産倍率)銘柄の動きを反映するバリュー指数は前引け時点で年初来10.6%高と、高PBRの成長株の同グロース指数(4.1%高)の倍以上の上昇率だった。TOPIX(7.2%高)、日経平均(7.6%高)も上回る。きょう前引けのバリュー指数は1889.78と、終値までこのままの水準なら2018年12月以来の高値水準だ。

バリュー株優位の相場は今後も継続するのか。野村証券の池田雄之輔チーフ・エクイティ・ストラテジストらは9日付のリポートで「決算シーズンが一巡すると、バリュー株への追い風は弱まる可能性がある」と指摘している。年明けからのバリュー株相場の背景の1つに20年4~12月期決算の発表時期という季節性があるとの視点からだ。

池田氏らによると「例年2月に『今期業績の悪い』銘柄が回復する傾向があり、今期増収率に着目した『逆張り戦略』のパフォーマンスでこの時期に上昇しやすい」という。国内主要企業の決算発表は今週で一段落する。バリュー株を後押しする材料も出尽くし、追い風が弱まる可能性がある。

そんななか、カギを握るイベントがトヨタだ。三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストは「バリュー株相場継続の鍵は、きょう予定されているトヨタの決算内容が握る」と話す。

足元のバリュー株上昇はトヨタなど自動車株がけん引していた。主要系列企業が続々と今期上方修正を発表するなか、トヨタにもいや応なく上方修正の期待が高まる。市川氏は「発表内容が想定通りならバリュー相場はいったん小休止。ポジティブサプライズなら業績底入れが期待以上だとの見方でバリュー株全体に買いが入る相場が継続するという、転換点になる可能性がある」とみる。

午後の取引時間中に予定される決算発表に先立ちトヨタ株は前場で一時、前日比202円(2.5%)高の8196円と、2015年8月以来5年半ぶりの高値を付けた。業績の底入れ期待で今後もバリュー株相場が続くのか。命運がかかったトヨタの決算発表を、市場は固唾をのんで待っている。

〔日経QUICKニュース(NQN) 岡田真知子〕