ブラジル、ロシア製ワクチン輸入へ 確保優先で方針転換

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『【サンパウロ=外山尚之】ブラジル政府は5日、ロシア製の新型コロナウイルスのワクチン「スプートニクV」について、1000万回分を輸入する意向を明らかにした。1月に「条件を満たしていない」として緊急利用の申請を却下したばかりだったが、接種の遅れが社会問題となる中、基準を緩和してワクチンの確保を優先する。

保健省が声明で、スプートニクVについて「納得できる価格」であることを条件に、輸入を認めるとした。薬事当局である国家衛生監督庁(ANVISA)はこれまでブラジルでの臨床試験(治験)が必要だとしていたが、ワクチンの確保を優先させるため、海外で実施したフェーズ3(第3相)のデータを元に承認する方針に転換しており、近く承認するとみられている。

親米のボルソナロ大統領はこれまで欧米のワクチンを優先していたが、十分な量を確保できない状況が続く。ワクチン接種の遅れでボルソナロ氏を非難する声が強まる中、現在は1月に緊急承認した中国製ワクチンが主力となっている。中南米ではアルゼンチンなどでロシア製ワクチンが利用されている。

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