メルケル氏、外交官追放でロシア批判 ガス計画は続行

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 ※ ノルドストリーム2に対して、トランプ政権は、「エネルギー資源のロシア依存が高まるのは、けしからん。」むしろ、「米国のシェールガスを、もっと買え。」…、というスタンスだった…。

 ※ 独駐留米軍の、独との事前協議なしの一方的発表も、「この問題への懲罰か…。」と取り沙汰された…。

 ※ しかし、バイデン政権の登場で、風向きも少し変わったようだ…。

『【ベルリン=石川潤】メルケル独首相は5日のマクロン仏大統領とのビデオ会議後の共同記者会見で、反体制派デモに参加したとしてドイツなど3カ国の外交官の追放を決めたロシアについて「正当化できない」と非難した。ただ、メルケル氏はこの問題と建設中の独ロのガスパイプライン計画は当面結びつけない考えで、ロシア側がどれだけ深刻に受け止めるかは微妙だ。

ロシアは5日、反体制派指導者ナワリヌイ氏の釈放を求めるデモに参…

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ロシアは5日、反体制派指導者ナワリヌイ氏の釈放を求めるデモに参加したとして、ドイツ、ポーランド、スウェーデンの外交官の追放を決めた。独仏首脳の会談に合わせたかのような措置に対して、メルケル氏は記者会見でロシアへの制裁継続を示唆し、マクロン氏もロシアを強く非難した。

もっとも、メルケル氏はこの問題でガスパイプライン計画(ノルドストリーム2)へのドイツの態度が変わることは「当面ない」と語った。ロシア側がさらに強硬な手段に訴えれば方針転換もあり得るが、メルケル氏は今のところ、ロシア依存を強めるとして米国などが批判する計画を後押しする立場を崩していない。

ナワリヌイ氏の問題などで独ロの溝は深まっている。それでもメルケル氏は「ロシアとの対話を維持することが戦略的に必要だ」と語った。リビアやシリア、ウクライナなどの問題に取り組む上でもロシアとの対話が欠かせないためだ。

ガス計画への批判は欧州内にもあるが、ドイツが脱原発、脱石炭を進めるなかで、天然ガスは欠かせないというのがメルケル氏の考えだ。ガス問題はバイデン政権と米独関係の改善を進めるうえでの障害になる可能性もある。

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