IAEA「イラン、高性能の遠心分離機稼働」 新たに174台

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『【ウィーン=細川倫太郎】国際原子力機関(IAEA)は2日までに、イランが中部ナタンズの地下の核施設で、ウランの濃縮に使う新たな高性能遠心分離機を稼働させたとする報告書をまとめた。経済制裁の解除を求めバイデン米政権に圧力をかける狙いがありそうだ。

グロッシ事務局長が加盟国に伝えた。イランは1月30日に「IR2m型」と呼ばれる高性能の遠心分離機を新たに174台稼働させた。核合意ではイランが使えるのは旧…

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核合意ではイランが使えるのは旧式の「IR1型」に限っており、IR2mは認められていない。イランは合計でIR2mを348台、IR1を5060台使い、ウランの濃縮を進めている。

イランのガリババディ駐ウィーン代表部大使は2日、中部フォルドゥの核施設ではIR1の10倍の濃縮能力がある高性能の遠心分離機「IR6型」の設置を始めたことをツイッターで明らかにした。

イランは1月上旬に核合意で定められている上限3.67%を大幅に超える濃縮度20%のウラン製造に着手した。20%まで上がれば核兵器級である90%への到達は容易になるとされる。バイデン米政権はまずイランの核合意の履行を求めており、イランが合意からの逸脱を繰り返せば、不信が深まるのは避けられない。