https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN030690T00C21A2000000
※ まあ、少し「政治的」に動きすぎたからな…。
※ 「Democracy Dies in Darkness」は、キャッチーだった…。
※ 『2013年に、オーナーのドナルド・グラハムの15年来の友人であるAmazon.comの創業者ジェフ・ベゾスに買収された[2]。冷戦中には、特に容共リベラルな編集方針や記事がアメリカの政権から敵視され、保守派からは「Pravda on the Potomac (ポトマック河畔のプラウダ(ソ連共産党の機関誌)」と称された[3][4][5]。』
(「ワシントン・ポスト」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%88 )
※ 元来が、そういうメディアのようだ…。
『【シリコンバレー=佐藤浩実】米アマゾン・ドット・コムは2日、創業者のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が2021年7~9月期に退任し、クラウド部門を率いるアンディ・ジャシー氏がCEOに昇格すると発表した。ベゾス氏は取締役会長となり、自身で創設した環境基金などにより多くの時間を振り向ける。
ベゾス氏はヘッジファンド勤務を経て1994年にアマゾンを創業。以来、四半世紀以上にわたりCEOを務めてきた。本のインターネット通販から始まった同社は、今ではネット通販から実店舗、クラウド、コンテンツ配信まで幅広く手掛ける企業に成長した。2020年10~12月期は売上高が初めて1000億ドル(約10兆5000億円)を超え、通期では3860億ドルに達した。従業員は約130万人に上る。
【関連記事】
Amazonの10~12月期、売上高44%増 初の1000億ドル超
CEOに昇格するジャシー氏は1997年に入社し、アマゾンがクラウド事業に参入した当初からアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のトップを担ってきた。世界最大のクラウドサービスであるAWS事業は、アマゾンの売上高に占める比率こそ1割強にとどまるものの、利益面で同社を支える。新たな事業に乗り出す際の資金の源泉にもなってきた。
アマゾンのCEOに昇格するジャシー氏
2日の声明でベゾス氏は「発明があってこそのアマゾンだ」と述べた。売り上げ・利益ともに過去最高を更新した前期の業績に触れ「アマゾンは今までで最も独創的であり(CEOの)移行に最適な時期だ」と指摘した。今後は自身で設立した環境基金や米宇宙事業会社ブルーオリジンの運営などにより多くの時間を割くという。
同日の決算会見では、ブライアン・オルサブスキー最高財務責任者(CFO)がベゾス氏について「今後も非常に重要な役割を担う」と話した。「取締役会長として買収や戦略立案、生鮮事業の拡大など、より重要な意思決定に携わることになる」と述べた。アマゾンの大株主でもあり続ける見通しだ。
クラウド事業で競合する米マイクロソフトのサティア・ナデラCEOはジャシー氏の昇格に対し、ツイッターで「しかるべき(昇格だ)」とコメントした。米グーグルのスンダー・ピチャイCEOは環境基金などに注力するベゾス氏の門出を祝福した。
多様な観点からニュースを考える
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
村上臣のアバター
村上臣
リンクトイン日本代表
コメントメニュー
ひとこと解説 より未来の宇宙事業や環境基金に集中するためでしょう。「発明があってこそのアマゾンだ」に、社員へのメッセージが続きます。引き続き大株主としても残りますので、引き続きAmazonらしい戦略で成長していくことでしょう。
「最初は狂ったようなアイデアに見えても、諦めないこと。好奇心をコンパスにしながら、さまようことを忘れないで。それはいつまでも(Amazonをスタートした)1日目のままです。」
2021年2月3日 8:34いいね
9
山崎俊彦のアバター
山崎俊彦
東京大学 大学院情報理工学系研究科 准教授
コメントメニュー
ひとこと解説 記事中の「世界最大のクラウドサービスであるAWS事業は、アマゾンの売上高に占める比率こそ1割強にとどまるものの、利益面で同社を支える。」について補足します。よくぞクラウドサービスに目をつけたなと唸るばかりですが、現状で実に「営業利益の7割を占める」までになっています。
Amazon8%増益 10~12月、クラウド事業「AWS」好調
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55073290R30C20A1000000
2021年2月3日 8:20いいね
11
村山恵一のアバター
村山恵一
日本経済新聞社 本社コメンテーター
コメントメニュー
ひとこと解説 ベゾス氏は取締役会長となり、大株主でもあります。アマゾンの方向性が急に変わることはないでしょう。ただ、GAFA4社のなかで創業者がCEOをつとめるのはフェイスブックのザッカーバーグ氏だけになります。競争政策や統治ルール、規制のあり方が社会の大テーマになるなか、テック経営は変化を迫られています。時代の転換期に起きたトップ交代。そういう見方もできるかもしれません。
2021年2月3日 7:36いいね
22
中村直文のアバター
中村直文
日本経済新聞社 編集委員・論説委員
コメントメニュー
別の視点 安く、早く、便利に。吉野家やセブンイレブンではありませんが、人工知能を駆使し、究極の顧客満足度を追求したのがベゾス氏でした。「アマゾン化する未来」に行き詰った時に経営学者のジム・コリンズ氏から学んだくだりがあります。天才経営者ですが、ビジネス書も活用する姿に人間臭さを感じました。
2021年2月3日 8:06いいね
8
小平龍四郎のアバター
小平龍四郎
日本経済新聞社 編集委員
コメントメニュー
別の視点 あくまで日本から接する各種報道を通じての印象ですが、最近のベゾス氏はアマゾンの日々の業務の指揮から距離を置いていたように見えます。ビジネスよりGAFA批判の矢面に立っていたという面や、コロナ禍への対応を優先せざるを得なかったという事情もあると思います。最高経営責任者(CEO)の座から降りる背景には、コロナの問題などが峠を越えつつあるという判断が働いているのではないでしょうか。
2021年2月3日 7:25いいね
8
すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料
ログインする
https://www.nikkei.com/login 』