安保理が2日に緊急会合 ミャンマーのクーデター巡り議論

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『【ニューヨーク=白岩ひおな】国連安全保障理事会はミャンマー国軍によるクーデターを受け、2日に緊急会合を開く。会合は非公開の見込みで、国軍に拘束されたアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相ら指導者の解放などに向け、安保理として講じる措置を議論する。

2月の安保理議長国を務める英国のバーバラ・ウッドワード国連大使が1日、記者会見で明らかにした。ウッドワード氏は「安保理は民主主義の回復、拘束された指導者らの解放、軍事クーデターの終結をめざす」と述べた。具体的な措置は定まっていないとした上で「あらゆる手段を検討したい」と語り、制裁の可能性も排除しなかった。

欧米各国は相次いでクーデターを非難する声明を発表し、バイデン米大統領も1日、ミャンマーへの制裁再開を排除しない考えに言及した。米国は2011年のミャンマーの民政移管後、経済制裁を段階的に緩和してきたが、クーデターによりその前提が崩れたとの認識だ。

一方、中国はクーデターへの批判を避け、「ミャンマーの友好国な隣国」(中国外務省の汪文斌副報道局長)との立場を強調するなど温度差も目立つ。安保理が一致した行動を取れるかは不透明だ。

イスラム系少数民族ロヒンギャについても議題に上る可能性がある。国連の報道官は1日の記者会見で、ミャンマーでのクーデターが「ラカイン州に残る数十万人のロヒンギャを取り巻く状況を悪化させうる」との懸念を表明した。グテレス国連事務総長が、拘束された人々の解放や民主主義の回復、人権の保護に向け、ミャンマーの国軍指導部や中国などと必要に応じて対話する用意があるとも説明した。

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