ロシア検察 反体制派指導者の「実刑」支持

ロシア検察 反体制派指導者の「実刑」支持
5千人拘束 プーチン政権強硬
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『【モスクワ=石川陽平】2日に予定される反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏に対する裁判で、ロシア最高検察庁は1日、過去の執行猶予付き有罪判決を実刑に切り替えるよう求めた連邦刑執行局の申し立てを「合法的だ」として支持する考えを示した。ナワリヌイ陣営は2日に再び抗議運動を行うよう支持者に呼びかけた。

ナワリヌイ氏に対しては、モスクワの地区裁判所が2014年、仏系化粧品販売会社を巡る詐欺事件で執行猶予付き3年半の有罪判決を下した。執行猶予期間は延長されてきた。

さらに連邦刑執行局はナワリヌイ氏が執行猶予期間中の出頭義務を再三怠ったとして実刑に切り替えるよう申し立て、2日に裁判所の審理が予定されている。ナワリヌイ氏は、政治的な意図に基づく「でっち上げ」と批判している。

ロシアでは1月23日と31日、国内各地で勾留中のナワリヌイ氏の釈放を求める抗議集会が開かれた。31日には5000人を超す参加者が治安当局に拘束された。ナワリヌイ陣営は31日、2月2日にナワリヌイ氏に対する審理をするモスクワの地区裁判所前で抗議集会を開くよう呼びかけた。

前首相のメドベージェフ安全保障会議副議長は1日、ロシアのメディアに、ナワリヌイ氏が「冒険主義的なやり方で自己目的のためにむりやり権力を取ろうとしている」と述べ、「政治的詐欺師」だと厳しく批判した。抗議集会の広がりを受け、プーチン政権内でナワリヌイ氏に実刑を求める声が強まっている可能性がある。

政権が毒殺しようとした疑惑があるナワリヌイ氏は1月17日、療養先のドイツから帰国直後に司法当局により身柄を拘束された。翌日、30日間の勾留が決まった。

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