[FT]EU、新型コロナワクチンの域外輸出規制強化へ

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 ※ こういう「争奪戦」の中に、割って入らないとならないんだから、大変だ…。

 ※ それを、また、野党が追及するしな…。

 ※ 「見込みなんですか、見通しなんですか!」とかな…。

 ※ はたまた、菅首相が、「私も、率先して、ワクチン接種したいと思います。」と言うと、今度は、「どーいう資格で、接種されるんですか!」とか、イチャモンつけてたぞ…。

 ※ 軽く、「接種の順番が、来たならば、ということです。」「ちなみに、私は高齢者です。」とか、いなされてたが…。

『欧州連合(EU)の欧州委員会は新型コロナウイルスのワクチンを域外に輸出する際の規制強化に乗り出した。英製薬大手アストラゼネカが今後数週間、EUへのワクチン納入量を削減するとの衝撃的な表明をしたのに伴う影響がエスカレートしている。

欧州委員会のキリアキデス委員(保健・食品安全担当)は25日、企業に対して世界の他の地域へのワクチン出荷計画を事前に申告するよう義務付ける方針を明らかにした。EUが域内での…

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EUが域内でのワクチン供給を増やそうと躍起になっていることが背景にある。

当局筋によると、新型コロナの個人防護具(PPE)を域外に輸出する企業に許可を得るよう定めた2020年の暫定措置がモデルになるとみられる。

欧州委員会は25日夜、今回の生産不足についてアストラゼネカと緊急協議したが、結論には至らなかった。EU各国でのワクチン接種は米国や英国よりもさらに遅れる恐れがある。

輸出に事前通知求める

キリアキデス氏は25日、記者団に対し「取引をはっきりさせ、EUからのワクチン輸出を完全に透明化したいと考えている。EUで新型コロナワクチンを製造する全ての企業は今後、ワクチンを第三国に輸出するかどうかを事前に通知しなくてはならなくなるだろう」と語った。

この輸出規制強化案は世界的にはまだ行きわたっていないワクチン争奪戦の激しさを示している。EUは20年3~5月、PPE不足を巡る同様の懸念からPPE規制を導入した。

欧州当局筋によると、アストラゼネカが22日、1~3月期のワクチン納入量が想定よりも50%以上減るとの見通しを明らかにしたのに対し、欧州委員会とEU加盟各国は激怒している。EUは最大1億回分の納入を見込んでいた。アストラゼネカはEUと英国の両方でワクチンを生産しているが、英国は供給減の影響を受けていない。

アストラゼネカはワクチンの出荷が「遅れる予定」は一切ないが、EU内のサプライチェーン(供給網)の製造拠点での生産低下により、「初回納入量」が想定よりも減ると説明している。

だが、キリアキデス氏はアストラゼネカの新たな供給予定案を「容認できない」とはねつけ、EUは「アストラゼネカがどの拠点で何回分のワクチンを製造しているか、納入実績の有無や納入先がどこか」を正確に把握したいと語った。25日夜の協議後には、アストラゼネカの「煮え切らない姿勢と説明不足への不満」も表明した。同氏はツイッターで「EU加盟各国の意見は一致している。ワクチン開発会社は社会的責任と契約上の責任を守らなくてはならない」と訴えた。

「契約履行を期待」

これに先だってフォンデアライエン欧州委員長もアストラゼネカのパスカル・ソリオ最高経営責任者(CEO)と協議し、納入を急ぐよう迫った。欧州委によると、フォンデアライエン氏はソリオ氏に対し、EUが最大4億回分を購入することで合意した「契約上の取り決めをアストラゼネカが履行するよう期待している」と明言した。

アストラゼネカはできるだけ早くワクチンを納入するために「手を尽くしている」と表明した。同社は「ソリオCEOは本日、フォンデアライエン欧州委員長と協議し、ワクチン供給に協力して取り組む重要性と、できるだけ早く多くの欧州市民にワクチンを供給できるよう手を尽くしている現状を強調した」と発表した。

英オックスフォード大学と共同開発したアストラゼネカのワクチンは、EUが予約した最初のワクチンだった。2回の接種が必要なため、4億回分が供給されればEU域内の人口4億4600万人のほぼ半数分を賄える。

フィナンシャル・タイムズ(FT)のデータによると、英国は既に人口100人あたり10回分余り、米国は同6.6回分の供給を受けているが、EUはまだ2回分に達していない。

By Michael Peel and Anna Gross

(2021年1月25日付 英フィナンシャル・タイムズ電子版 https://www.ft.com/)

(c) The Financial Times Limited 2021. All Rights Reserved. The Nikkei Inc. is solely responsible for providing this translated content and The Financial Times Limited does not accept any liability for the accuracy or quality of the translation.

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