花見、早くも「自粛ムード」 桜イベント中止相次ぐ

※ 今年も、「花見」は、ダメのようだな…。

※ まあ、来年も、花は咲く…。

※ 気長に、終息を待とう…。

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『新型コロナウイルスの収束が見通せない中、早くも今春の花見に「自粛ムード」が漂っている。桜の名所ではイベント開催を中止する動きが広がり、協議中の自治体では混雑時の感染リスクから慎重論が高まる。抽選で来場者を絞って開催をうかがう地域もあるものの、春の風物詩のにぎわいは今年も遠のきそうだ。

東京都千代田区と同区観光協会は7日、3月下旬から4月上旬に皇居近くの千鳥ケ淵で開く「千代田のさくらまつり」の開催中…

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東京都千代田区と同区観光協会は7日、3月下旬から4月上旬に皇居近くの千鳥ケ淵で開く「千代田のさくらまつり」の開催中止を決めた。例年、期間中はソメイヨシノなど200本以上の桜が並ぶ沿道に100万人以上が訪れ、社会的距離の確保などの感染対策は容易でない。遠方からの人出も見込まれるとして、2年連続の中止を決断した。

昨年は2月下旬に中止を発表した。今回は「関連イベントを行ってきた周辺の商店街や施設に配慮し、混乱を最小限に抑えたい」(区観光協会)と判断を早めた。夜桜のライトアップや臨時の観光案内所の設置、ボート場の夜間特別営業などを取りやめる。

開花の様子は動画投稿サイト「ユーチューブ」のライブ映像で確認できる。区観光協会の担当者は「自宅で雰囲気を味わってほしい」と緑道での花見の自粛も呼びかける。

東京や大阪など11都府県に緊急事態宣言が発令中で、全国で依然厳しい感染状況が続く。「さくらまつり」を中止する動きは首都圏を中心に広がる。宣言の対象ではない静岡県でも、県独自の警戒レベルが2番目に高い「レベル5(特別警戒)」であることなどを理由に、2月に予定していた「河津桜まつり」が中止に。例年、早咲きで知られる河津桜の開花時期に合わせて開催してきたが、中止は初という。

桜の名所として知られる東京都目黒区の目黒川沿いで春に開かれてきたイベントも、区などが開催の是非を検討中だ。中止となれば2年連続となり、時短営業が続いてきた周辺の飲食店にとっても影響は大きい。

イベントの一つ、「中目黒桜まつり」を主催する中目黒駅前商店街振興組合の本橋健明理事長は「2月下旬まで感染動向を見たいが、開催は厳しいかもしれない」と話す。川沿いなどに設置して点灯する約3千個のぼんぼりに医療従事者への感謝の言葉などを書き込む案が出ているが、ライトアップ自体に慎重な意見もあるという。

独立行政法人造幣局(大阪市)で開かれる「桜の通り抜け」の光景も一変しそうだ。造幣局は事前予約制を導入して、人数制限のもと開催する計画を打ち出している。開催期間は4月上旬から中旬の1週間。1時間あたりの入場者を1200人に絞り、終了時間も例年より4時間早めて午後5時までとする。期間中の来場者は例年の10分1ほどの約6万人に抑えられる見通しという。

府民らから花見を楽しみにする声は多く寄せられている。造幣局の担当者は「感染状況次第でどうなるか分からないが、なんとか開催したい」と話す。

天気予報サービス「ウェザーニュース」の「第一回桜開花予想」によると、沖縄を除くと開花は3月18日に東京から始まる。大阪は3月24日で、3月末までに西日本や関東などの各地で咲き始め、4月上旬には東北の南部にも桜前線が広がる予測となっている。