米中、台湾で早くも攻防 米国務省が台湾の自衛支援表明

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 ※ 『注目されるのは声明が台湾関係法などとならび、1982年の「6項目保証」に言及したことだ。82年の「米中コミュニケ」では米国による台湾への武器売却を「徐々に削減する」方針を示したが、「6項目保証」では「中国がより敵対的な態度をみせた場合は(台湾への武器売却の約束を)無効にする」などと記す。

機密文書だったが、昨年に公表された。今回の国務省の声明で言及したのは、中国が台湾への威嚇を強めれば、米国も台湾への武器売却を減らさない意向を示したものとみられる。』ということだ…。

 ※ おそらく、この手の「機密」が、ごまんとあるんだろう…。

 ※ そういうものを、事前に「「察知」できなかった」、「耳打ちされなかった」場合、「国の舵取り」を誤ることになる…。

 ※ まあ、米台関係に限った話しじゃないが…。

『【ワシントン=中村亮、台北=中村裕】米バイデン政権の発足から間もなく、台湾を巡る米中の攻防が激しくなってきた。中国軍の戦闘機など計13機が23日に台湾の防空識別圏(ADIZ)に侵入すると、米国務省は23日に「台湾が十分な自衛能力を維持するよう支援していく」との声明を公表した。米中関係の焦点である台湾問題で、バイデン政権がトランプ前政権の強硬路線を引き継ぐか注目される。

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台湾の国防部によると、中国軍の戦闘機「殲16」4機、爆撃機「轟6K」8機、対潜哨戒機「運8」の計13機がADIZに侵入した。24日には計15機の中国軍機が侵入した。昨夏から中国軍機の数機の侵入が連日確認されているが、1度に10機以上もの侵入が確認されたのは珍しい。

昨年9月、米国からクラック国務次官が訪台し、李登輝・元総統の告別式に参加した際には、中国の戦闘機19機が台湾海峡の「中間線」を越えて台湾側に侵入した。今回はその時以来の規模となった。

米国務省は23日、中国に対して「台湾に軍事、外交、経済的な圧力をかけることを停止し、有意義な対話を行うよう促す」との声明を発表した。さらに台湾への武器輸出を含め、緊密な関係を維持する意向を示した。

注目されるのは声明が台湾関係法などとならび、1982年の「6項目保証」に言及したことだ。82年の「米中コミュニケ」では米国による台湾への武器売却を「徐々に削減する」方針を示したが、「6項目保証」では「中国がより敵対的な態度をみせた場合は(台湾への武器売却の約束を)無効にする」などと記す。

機密文書だったが、昨年に公表された。今回の国務省の声明で言及したのは、中国が台湾への威嚇を強めれば、米国も台湾への武器売却を減らさない意向を示したものとみられる。

米議会上院がブリンケン次期国務長官を承認する前に国務省が米台関係の維持を明確にしたのは、中国をけん制する狙いがありそうだ。東大の松田康博教授は「従来の政策ラインを出ない範囲で中国を強くけん制した。台湾問題を巡り『バイデン政権が妥協的だ』と決して誤解させないためのメッセージだ」と指摘した。

台湾は東アジアの安全保障上の要衝であるだけでなく、経済面でも重要性が高まっている。台湾積体電路製造(TSMC)をはじめ半導体産業が集積し、台湾を取りこめるかどうかは米中の技術覇権争いも左右する。

米側の姿勢に台湾の外交部(外務省)は24日、「バイデン政権が発足当初から台湾を支持し、重視してくれたことを心から歓迎し感謝する」との声明を発表した。米国は20日の大統領就任式には台湾の駐米代表を1979年の断交後初めて正式に招待した。台湾の駐米代表に相当する蕭美琴氏(駐米台北経済文化代表処代表)が出席した。

台湾を巡る米中の攻防は昨夏から激化した。台湾への武器輸出の急増や、米高官の訪台が相次ぎ、中国は反発した。今後もバイデン氏が、中国側の批判をはねのけ、どこまで台湾に踏み込んだ行動を取るのか。トランプ前政権で本格化した米台間の高官交流が今後も続くかどうかがまずは焦点となる。

まるわかりバイデン政権始動 https://r.nikkei.com/topics/topic_trend_20121600