「中国が新型コロナのワクチン開発を始めたのは19年8月」という情報がある…。

 ※ そうすると、「この新型コロナの「感染力」を、把握したのは、それより相当に前…」ということになる…。

 ※ そして、中国人の「海外渡航」を禁止しなかったから、19年2月に、ウイルスは「全世界にばら撒かれた…。」という話しになる…。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2cacce7abc0e3e56c3909d860a98666fe37014c0?page=1

東証大引け 反発、30年半ぶり高値更新 好決算期待で

https://www.nikkei.com/article/DGXZASS0ISS16_V20C21A1000000

 ※ どんどん上がって行く…、という感じじゃないな…。

 ※ 狭いレンジの幅で、様子見しながらの、小幅の上げ下げ…、という感じだな…。

 ※ 各社の決算を前にした、期待だから、「予想通りの好調」という場合も、「予想に反しての不調」という場合の、両方があり得るだろう…。

 ※ 今日は、こんなところで…。

『25日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前週末比190円84銭(0.67%)高の2万8822円29銭で終えた。1990年8月3日(2万9515円)以来、およそ30年半ぶりの高値を更新した。今週から本格化する2020年4~12月期の国内企業決算の発表を前に、好決算を期待した買いが優勢だった。半導体関連株や電子部品関連株を中心に買いが入った。

今週は27日に信越化やファナック、28日にはアドテストやスクリン、東エレク、29日に村田製やコマツなど、市場参加者の関心が高い企業決算発表が相次ぐ。市場予想を上回る決算内容になるとの期待感は強く、相場を支えた。日本時間の米株価指数先物が堅調に推移したことも、運用リスクを取りやすい雰囲気を醸成した。大引けにかけて買いが膨らみ上げ幅を拡大し、この日の高値引けとなった。

もっとも根強い決算期待の半面、「好決算は相当程度、株価に織り込まれている。想定通りの内容にとどまれば利益確定の売りが広がるとの警戒感もあり、積極的に上値を買っていく投資家がいない」(国内証券のアナリスト)との声もあった。決算内容を見極めようと様子見の投資家も多く、利益確定の売りも出やすかった。

朝方は一進一退で推移した。前週末の米株式市場で、バイデン米大統領による大型の経済対策への先行き不透明感が広がり、ダウ工業株30種平均は下落した。この流れから景気敏感株を中心に売りが出て、朝方に日経平均は下げる場面も目立った。

JPX日経インデックス400は反発。終値は前週末比54.46ポイント(0.32%)高の1万6920.66だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、5.36ポイント(0.29%)高の1862.00で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆1050億円。売買高は10億1645万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1449と、全体の66%となった。値下がりは654、変わらずは87だった。

アルプスアルが大幅高。住友化、宇部興、旭化成、三菱ケミHDなど化学が総じて高かった。協和キリン、武田、エーザイなど医薬品株の一角も堅調だった。一方、シャープやカシオ、パナソニックなど電気機器の一角が安かった。神戸鋼、クボタ、大成建なども軟調だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

有料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08

無料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login

2050年に25億人、超巨大市場アフリカでFTA始動

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR303990Q0A231C2000000

『アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)が1日、始動した。5年以内に9割の関税を撤廃する目標を掲げ、アフリカ全体の共通市場化を目指す。2050年に現在の倍の25億人に人口が急増するとされる「巨大市場」の経済成長を見込み、自動車大手などが需要を取り込む布石を打っている。

日産自動車は昨年12月、アフリカ全体を統括する組織再編を実施した。「需要増、市場の成長性、AfCFTAと相まって(事業改革計画)日産ネクストの…

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り1382文字

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

有料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08

無料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login

「需要増、市場の成長性、AfCFTAと相まって(事業改革計画)日産ネクストの達成に寄与する」と表明した。

AfCFTAは5年以内に物品貿易の品目ベースで90%を関税ゼロにし、10年間で97%まで高めるのが目標だ。各国の交渉が遅れ関税撤廃にはまだ時間がかかりそうだが、先を見据えて投資を進める企業は多い。

独フォルクスワーゲン(VW)は昨年8月、ガーナで年5千台を組み立てる工場を稼働させた。豊田通商は11月にガーナ政府から車両組み立て事業者として認可を得た。トヨタ自動車の小型トラック「ハイラックス」を年1300台生産する計画だ。同国では中国のトラック大手、中国重汽が既に生産している。

仏グループPSAや仏ルノーの工場が集積するモロッコでも、自動車の輸出拡大に期待がかかる。同国は南アフリカに次ぐ大陸第2の自動車生産国だ。

関税撤廃は1次産品の流れにも影響しそうだ。「アフリカはカカオ豆の主産地なのに、エジプトや南アフリカはチョコレートを大陸の外から買った中間財でつくる」。昨年11月、アフリカ開発銀行の会議で矛盾を指摘する声が上がった。

アフリカは農産物や鉱物資源に恵まれるが、付加価値の低いまま輸出し、欧米や中国で加工された製品を輸入する傾向が強い。「原材料と市場はあるが、その間が抜けている」と言われるゆえんだ。アフリカの輸出額に占める域内比率は2割に満たない。

関税撤廃で域内貿易が活発になれば、アフリカの企業にも商機だ。日本企業にとっては、地の利をいかして成長する地元勢への投資も有望な選択肢になる。日本貿易振興機構(ジェトロ)の20年9月の調査によると、進出日系企業の4割がAfCFTAの利用を検討している。ジェトロの佐藤丈治・中東アフリカ課長は「新型コロナウイルスの流行下でも各国で企業誘致競争が起き、多国籍企業は既に動いている」と指摘する。

AfCFTAはアフリカ連合(AU)の55カ国・地域のうちエリトリアを除く54カ国・地域が署名し、3分の2が批准を終えた。大陸全体の国内総生産(GDP)の総額は2兆5千億ドル(約259兆円)とされる。

中国やトルコなど経済協力を強化

中国やトルコなど新興国が国を挙げたアフリカ諸国との経済協力を一段と強めている。協力は自国企業の進出や取引の拡大と表裏一体だ。アフリカの開発を支援する首脳外交で先行した日本はかすみがちだ。

「アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)を歓迎し、事務局に資金支援する」。中国の王毅(ワン・イー)外相は昨年11月、「中国アフリカ協力フォーラム」の20周年を記念する式典で強調した。中国は広域経済圏構想「一帯一路」に基づきアフリカ諸国でインフラ投資を重ねている。
トルコは4月、アフリカ諸国との経済ビジネスフォーラムの3回目を開く予定だ。アフリカでトルコ企業は建設業が受注を伸ばし、ターキッシュエアラインズが直行便の就航先を広げるなど存在感を増している。
ロシアは安全保障も含めた関係強化に動く。2019年にアフリカ諸国首脳を集めたロシア・アフリカサミットの初会合を開いた。同時に経済フォーラムを開き、原子力分野などで協力する姿勢を打ち出している。
日本はアフリカ諸国の首脳と経済発展のあり方を話し合うアフリカ開発会議(TICAD)を1993年から開催してきたが、資金の出し手としての地位は低下した。各国が求める企業進出や投資の促進が課題となっている。
(カイロ=久門武史)

日経産業新聞の記事一覧へ https://www.nikkei.com/theme/?dw=18083101

エジプト、米「人権重視」に身構え アラブの春10年

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR20DKA0Q1A120C2000000

『【カイロ=久門武史】エジプトのムバラク独裁政権を倒したデモの発生から25日で10年になる。軍主導の政治体制の復活で、経済は混乱を脱したが統治は抑圧的になった。批判を封殺するシシ政権に「人権重視」のバイデン米大統領は厳しい目を向ける。

「政権批判はタブーになった」。兄の活動家アラア・アブデルファタハ氏が2019年9月のデモで逮捕されたモナ・セイフさんは語る。「(兄がいる)過密な獄中は新型コロナウイル…

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り1012文字

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

有料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08

無料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login

「(兄がいる)過密な獄中は新型コロナウイルスの感染源で、食べ物も医療も満足にない」という。アラア氏は裁判のないまま収監され続けているという。

イスラム組織「ムスリム同胞団」の中堅団員だったムハンマドさんは「11年から13年までは自由選挙による大統領の下で民主国家になる希望があった」と悔やむ。「隣近所までが子供に『うちの子と遊ぶな』と言って我々を避ける」と治安機関による監視を嘆く。同胞団は13年に軍の事実上のクーデターで追放されたモルシ前大統領の出身母体だ。幹部は次々と死刑判決を受けた。

エジプトは11年の政変で落ち込んだ経済が14年から4%超の成長に持ち直し、対内直接投資はアフリカ最大になった。軍出身で14年に就任したシシ大統領は通貨を対ドルで約半分に切り下げる一方、補助金を削減した。スエズ運河の拡張や新首都建設など大規模開発を進めた。

しわ寄せは庶民に来た。インフレでカイロの地下鉄運賃は5倍になり、補助金で安く買えるパンは2割小さくなった。貧困率が3割に達し庶民の不満が募るなか、政権は活動家やジャーナリストを拘束し批判を封じた。選挙は形骸化し、昨年の下院選の投票率は29%にとどまった。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは「数万人が政治的な理由で投獄されたままだ」と指摘する。

所得の格差、人口爆発と失業、官業肥大、進まぬ民主化…。エジプトには中東が抱える矛盾が凝縮されているともいえる。人口は国連によると50年に1.5億人に膨らむが、若年失業率は3割に達する。軍の関連企業が膨張し、雇用を生む民間企業も育っていない。

兵器輸出やテロ対策を優先するトランプ前米大統領は、シシ氏を「お気に入りの独裁者」と呼んだとされる。バイデン氏の就任で潮目は変わりつつある。

「トランプの『お気に入りの独裁者』に与える白紙小切手はない」。バイデン氏は就任前の昨夏、エジプト当局による「逮捕、拷問、追放」に警告を発した。シシ政権は今年に入り「国家人権戦略」策定に向けて聞き取り調査した。先月には人権活動家3人が釈放された。米新政権を意識した動きとみられている。

バイデン政権は人権配慮を求めても、親米国を離反させるほどの圧力はかけない、との観測がある。カイロ大のムスタファ・カメル・サイード教授は「エジプトは中東政治に影響力を持ち、イスラエルとパレスチナの和平に重要な役割を果たしている」と指摘する。シシ政権は人権への取り組みを印象づけつつ、米国の出方をうかがうとみられる。

イスラエルにUAE大使館、商都テルアビブに

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM250CI0V20C21A1000000

『【カイロ=共同】アラブ首長国連邦(UAE)内閣は、イスラエルの商都テルアビブに大使館を設置することを承認した。首長国通信が24日伝えた。UAEはトランプ前米政権の仲介で昨年、イスラエルとの国交正常化に合意しており、大使館設置で外交関係が本格化する。

トランプ前政権はエルサレムをイスラエルの首都と認定したが、UAEはパレスチナ側に一定の配慮を示し、テルアビブを選んだとみられる。

昨年8月以降、アラブ諸国ではUAEのほかバーレーン、スーダン、モロッコがイスラエルとの国交正常化に合意した。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

有料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08

無料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login

ロシア抗議デモで多数拘束、仏外相「耐えがたい」と批判

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM250CR0V20C21A1000000

『【パリ=共同】フランスのルドリアン外相は24日、ロシア当局が反体制派ナワリヌイ氏逮捕への抗議デモで多数を拘束したことについて、法の支配を揺るがす行為で「耐えられない」と批判した。公共ラジオのインタビューに答えた。

ルドリアン氏は、ロシア各地でのデモの成功は印象的だとし「(当局の)強権主義の流れは憂慮すべきだ」と指摘した。欧州連合(EU)外相理事会で対ロ制裁の実効性を高めるよう協議すると述べた。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

有料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08

無料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login

ジャン=イヴ・ル・ドリアン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%EF%BC%9D%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3

ポルトガル大統領選、現職が再選 コロナ対策急務

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR2506X0V20C21A1000000

『【パリ=白石透冴】24日投開票されたポルトガル大統領選で、現職で中道右派のマルセロ・レベロデソウザ氏(72)が再選を決めた。象徴的な側面が強い役職だが、親しみやすい人柄などで続投につなげた。新型コロナウイルスの感染者数が再び増えており、実務を担う中道左派、コスタ首相との連携が重要になる。

現地メディアによると、同氏は開票率98.8%の段階で61.3%の支持を得た。大統領は国家元首と位置付けられ、任期は5年。議会の解散権や首相の罷免権など重要な権限を持つ一方で、行政の実務にはほとんど関わらない。コスタ首相との関係は良好といわれ、安定的な政権運営が続く見通しだ。

同氏はジャーナリスト出身。1990年代後半に社会民主党(中道右派)の党首を務めた。2016年に大統領に就任してからは有権者との写真撮影に気軽に応じる、一般人と同じように地元スーパーでレジに並ぶ、などの親しみやすい振る舞いが人気を支えた。

ポルトガルの目下の課題はコロナ対策だ。感染が急拡大しており、国の人口約1000万人に対し、過去最悪の水準である1日当たり1万人以上の新規感染者が見つかっている。クリスマス休暇時の人の動きが感染拡大を加速させたとみられ、対応能力が限界を超えた病院が出ている。政府は15日から少なくとも1カ月間の外出制限を発表し、飲食店などに閉店を求めた。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

有料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08

無料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login

首都から消えた「孔子学院」

首都から消えた「孔子学院」
中国総局長 高橋哲史
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM252MM0V20C21A1000000

『北京の街は変化が激しい。先週末、市の北部に建つ徳勝門のそばを通りかかったときもそう思った。

交差点沿いのビルに掲げられていた「孔子学院総部」の大きな文字がなくなっていたのだ。

昨年10月に来たときは確かにあった。いまは代わりに、漢字の「語」にアルファベットで「CLEC」と添えられた紀章がある。かつての看板がひときわ目立っていただけに、街の風景まで変わった印象を受ける。

車を降り、ビルの前にいた警備…

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り1353文字

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

有料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08

無料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login

車を降り、ビルの前にいた警備員にいつ看板が換わったのかを聞いてみた。「つい最近だよ。1カ月もたっていないね」

入り口には「教育部中外語言交流合作中心(Center for Language Education and Cooperation)」と書かれた新しい標識が立っていた。張り替えが間に合わなかったのか、玄関のガラスにはまだ「孔子学院総部(Confucius Institute Headquarters)」の文字がうっすらと残っていた。

中国政府が孔子学院を設立したのは2004年11月だ。中国語を世界に普及させるのが目的だった。いまはおよそ160カ国・地域に500以上の拠点がある。

米国のトランプ前政権で国務長官を務めたポンペオ氏は、その孔子学院を「中国共産党の宣伝機関」と激しく攻撃した。昨年10月、米国内の孔子学院を年内にすべて閉鎖すると宣言したのは記憶に新しい。

その孔子学院の看板が首都・北京の総本部から消えた。中国政府はトランプ前政権の批判を受け、同学院の廃止を決めたのだろうか。

もちろん、そうではない。同学院のサイトをみると、運営の形式が微妙に変わっていた。以前は中国教育省の傘下にあったのが、昨年7月からは同省を離れ、国内の大学を中心に構成する「中国国際中文教育基金会」が管理母体になっていたのだ。

教育省は同じ時期に、やはり海外での中国語普及を支援する直属のCLECを設立した。なにやらややこしい話だが、ようは孔子学院を政府から独立した「民間機関」に衣替えしたようだ。

米国の批判をかわすねらいがあったのはまちがいない。バイデン米大統領の就任を前に看板まで撤去したのは、新政権が改めてこの問題を持ち出してきた場合に備えて予防線を張ったようにも思える。

孔子学院の総本部だった場所を見終えたあと、すぐ南にある徳勝門に上った。15世紀の明の時代に造られた堅固な城門だ。皇帝の軍隊は外敵を倒すために北京を出発する際、必ずこの門をくぐったという。

その名は「以徳取勝(徳をもって勝利を勝ち取る)」に由来する。南シナ海や台湾の問題で強権的な振るまいが目立つ中国はいま、その名にふさわしい行動を取っていると言えるだろうか。

そんなことを思いながら眼下に目をやると、隣接する公園が臨時のPCR検査場に変わっていた。

いま、習近平(シー・ジンピン)指導部にとって最大の敵は新型コロナウイルスだ。当局は北京にウイルスが侵入するのを防ぐために、感染者が出た地区の全住民を対象にPCR検査を実施している。市内のあちこちに、検査場があっという間にできた。

北京の街はやはり変化が激しい。

高橋哲史が執筆するニューズレターを隔週で配信しています。ワシントン支局長の菅野幹雄と「往復書簡」の形で、米中の「今」と「これから」を考えます。登録はこちら。
https://regist.nikkei.com/ds/setup/briefing.do?me=B001&n_cid=BREFT032

高橋哲史 (たかはし・てつし)
1993年日本経済新聞社入社。返還直前の香港での2年間の駐在を含め、中華圏での取材は10年に及ぶ。2017年から2度目の北京駐在で、現在は中国総局長として変わりゆく中国の姿の取材を続けている。

これまでの記事(2020年12月分まで)はこちら https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56599640Q0A310C2FF4000/

「中国のハワイ」海南島、関税ゼロで香港代替狙う

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM00069_X01C20A2000000

『【広州=川上尚志】中国南部のリゾート地、海南島が「関税ゼロ」を売り物に中国内外の企業誘致に乗り出している。同島では2025年にも原則すべての関税をなくすほか、所得税や住民税の減免も段階的に進める計画だ。同じ南部に位置する香港の国際的な地位が揺らぐなか、中国政府は海南島を外資呼び込みの新たな窓口とする狙いだ。

「中国本土で買うよりも断然お得ですよ」。20年11月、海南島にある免税店の1つ「日月広場」…

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り1481文字

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

有料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08

無料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login

平日にもかかわらず観光客でにぎわっていた。特に人が集まるのはスマートフォンの売り場で、中国内外の人気機種を店員が売り込んでいた。米アップルの「iPhone11」の場合、本土では正規価格で1万2699元(約20万円)する機種が1万60元と2割安く売られていた。

海南島には観光振興のため免税店が設けられ、中国本土からの観光客などが購入する場合、消費税にあたる増値税や仕入れ時の関税が1人当たり年10万元まで免税になる。同島での20年の免税品の販売額は前年同期比2倍の274億元と好調だ。免税店の数は20年12月末に3軒増えて7軒となり、近く10軒まで増やす計画だ。

免税店の拡充だけでなく、海南島ではいま様々な税優遇などの制度設計が進む。同島は年中温暖な気候で「中国のハワイ」と呼ばれるが、観光以外に目ぼしい産業は少なかった。それが一変したのは3年近く前からだ。

中国政府は18年4月、海南島を「自由貿易港」として貿易などで様々な優遇策を設ける方針を決めた。20年6月には「関税ゼロ」などの具体的な計画も公表した。関税は25年までに一部商品を除きすべてゼロにする。法人税や所得税も段階的に引き下げ、観光などが対象のビザ無し渡航の許可も順次広げる計画だ。

中国政府の狙いは企業誘致による産業の振興だ。海南島を治める海南省での企業新設数は20年に約15万件とすでに前年比で2倍強になった。さらに政府は外資企業の誘致にも力を入れる。同島に製品の加工拠点を設ければ、関税の負担無しで原材料を運びこんで加工した後、中国本土で価格競争力を持つ製品を売ることができる。同島に法人を設ければ所得税などの減免も受けられる。

海南省都である海口市共産党委員会書記の何忠友氏は「海南島で注力する観光やハイテク関連の産業には特に多くの優遇策を設ける」とし、日本を含めた外資企業の進出を期待する。日本の大手商社の中国幹部は「税負担を大きく減らせるのは魅力的だ。参入に乗り遅れないように政策の進捗を注視する」と話す。

海南島の振興は香港の国際的な地位低下を補い、外資誘致や観光産業を代替する思惑もある。海南国際経済発展局の宮起君副局長は「香港やシンガポールにも税優遇はあるが、海南島ほどの利点はない」と強調する。免税店についても「中国本土から香港に行く場合は書類提出などの手続きが必要だが、海南島なら必要ない。(中国の全人口に相当する)14億人に海南で買い物をしてもらいたい」とし香港への有利性を訴える。

海南島ではインフラ整備も急ピッチだ。島内には複数のモデル地域が指定され、ハイテク産業やITといったテーマを掲げ工業団地などの建設を急ぐ。18年に自由貿易港の設立が発表されて以降、現地でのインフラ整備など関連事業への投資表明額(民間含む)は5千億元を超えた。「(中央の)政府から空前の支援を受けている」(あるモデル地域の担当者)

ただ、過剰な投資が実を結ぶのか不透明感もある。モデル地域ではそれぞれ地域開発を紹介する施設が造られ、その多くで18年に現地を視察した習近平(シー・ジンピン)国家主席の写真が大きく飾られていた。習氏肝煎りの開発計画だけに、現地を見学した日本企業の関係者は「相当のプレッシャーがあるだろう」とみる。

中国では地方の開発計画が乱立気味で頓挫したケースも少なくない。各地で同時進行する開発に対し人手不足感が強く、病院や学校などのインフラ整備が追いついていないという課題もある。ある外資金融機関の幹部は「海南島の開発が成功するかどうか分かるのは10年後だろう」と指摘する。

台湾、病院の集団感染で15人が陽性 5千人を隔離へ

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM243D90U1A120C2000000

『【台北=中村裕】台湾の衛生福利部(厚生省に相当)中央感染症指揮センターは24日、台湾北部の病院で発生した院内感染によるクラスター(感染者集団)で、感染者がさらに2人増え、合計で15人になったと発表した。連日、感染者が増えており、同病院に関係する約5千人を隔離対象とすることを明らかにした。

クラスターは、台湾北部の桃園市にある病院で発生した。当局が12日、新型コロナ患者の治療を担当する30代の男性医師が感染したと発表して以降、次々と感染者が見つかっている。24日も、新型コロナとは別の理由で同病院に入院していた60代男性と、その家族1人の感染が確認された。

コロナの感染拡大を抑えていた台湾で事実上、初のクラスターが起こったことに、警戒感が強まっている。台湾では今後、2月10日から16日まで春節の大型連休を迎える。帰省など人の往来が増える時期と重なり、新型コロナ対策の指揮を執る陳時中・衛生福利部長は記者会見で「これまでで最大の危機だ」とした。台湾の一大イベント「台湾燈会(台湾ランタンフェスティバル)」など大型イベントの開催も、相次いで中止が決まった。

台湾内で見つかった感染者は24日現在で、累計889人となった。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

有料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08

無料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login