米大統領報道官、TPP「不完全」 早期復帰に慎重

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『【ワシントン=鳳山太成】サキ米大統領報道官は22日、前政権が離脱した環太平洋経済連携協定(TPP)について「バイデン大統領は完全ではないと考えている」と述べ、復帰を検討する場合は再交渉が前提になるとの見方を改めて示した。早期の復帰に慎重な姿勢を貫いた。

サキ氏はTPPの協定内容について「バイデン氏は改善しなければいけないと考えている」と述べた。これまでバイデン氏はTPPに復帰する場合は再交渉を求めると明言している。支持基盤の労働者層には、雇用が流出するとの警戒感が根強い。

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バイデン氏は対米投資が拡大するまで新たな貿易協定を結ばない方針を決めており、通商交渉は後回しにする構えをみせてきた。サキ氏も「現時点で我々の焦点は労働者層や中間層にある」と述べ、雇用対策など内政を重視する姿勢をにじませた。』