〔プラットフォーマーによる情報統制…。〕

グーグルが豪メディアを検索結果から排除する“実験”…「途方もない支配力を示す、背筋が凍るような実例だ」
https://www.businessinsider.jp/post-227972

『グーグルは、オーストラリアのニュースサイトを検索結果からブロックする実験を行っていることで非難を浴びている。
オーストラリア政府は、グーグルやフェイスブックなどに対し、ニュースコンテンツの使用料をメディア企業に対して支払うよう義務付ける法案を審議している。
グーグルは今回の実験を、毎年実施されている「何万もの実験」の1つに過ぎないと主張している。
グーグル(Google)は、「実験」としてオーストラリアのユーザーの検索結果からいくつかのローカルニュースコンテンツを削除したことで非難を浴びている。批評家たちはこれを、グーグルのパワーを示す「背筋が凍るような実例」と呼んでいる。

オーストラリア政府は現在、グーグルとフェイスブック(Facebook)といった企業に対し、ローカルニュースコンテンツの使用料をメディア企業に対して支払うよう義務付ける法案を審議している。2020年初めに法案が提出された直後、グーグルは「オーストラリア人のグーグル検索が危機にさらされている」と、サイトに警告文を掲載した。

そして2021年1月13日には「オーストラリアのグーグル検索ユーザーの約1%に対して、いくつかの実験を行っている」と述べた。オーストラリアン・ファイナンシャル・レヴュー紙は、グーグルがオーストラリアの主要なニュースメディアを検索結果に表示しないようにするために、アルゴリズムを調整したと報じた。グーグルはアルゴリズムの調整について認めたが、それは毎年実施されている「何万もの実験」の1つに過ぎないと述べている。

シドニー・モーニング・ヘラルド紙の発行元であるナイン社は「グーグルは情報をうまく独占しており、タイムリーで正確で重要な情報へのアクセスに介入することで、オーストラリア人の情報アクセスに影響を与えることができることを明確に示した」とガーディアンに語った。

「同時にグーグルは今、彼らの意に反するオーストラリアのニュースプロバイダーを、いかに簡単にインターネットから排除できるかということを実証している。彼らの途方もない市場支配力を示す、背筋が凍るような実例だ」

オーストラリアのジョシュ・フライデンバーグ(Josh Frydenberg)財務大臣は記者団に対し、「大手デジタル企業は、オーストラリア国内のコンテンツをブロックするのではなく、対価を払うべき。これが私からのメッセージだ」と語った。

「我々が再度提出した法案は現在、施行に向けて上院委員会で検討されている。これは、世界に先駆けて、大手デジタル企業にニュースコンテンツの作成に対する適切な対価をメディア企業へ支払うように義務付ける法案だ」』