ユニクロ、スマホ決済参入 自社アプリ通じ購買履歴収集

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ180M30Y1A110C2000000

 ※『ユニクロの店舗では以前からソフトバンクグループのペイペイやNTTドコモの「d払い」といった他社のスマホ決済が使えた。ただ性別や年齢といった細かい顧客情報はユニクロのアプリも提示してもらわないと収集できない。2つのアプリを開く手間を嫌がる顧客もおり、情報収集には限界もあった。』

 ※こういう辺りを読むと、もはや、「個人の購買情報の収集」が、目的のようだな…。

『ファーストリテイリング傘下のユニクロはスマートフォンを使った決済サービスに参入する。3千万人強の会員を持つ同社のアプリに支払い機能を加える。これまで店頭での電子決済には他社のサービスが必要だった。自社のアプリ経由で購買履歴を集めやすくし、商品企画や生産、販売などの効率化に生かす。

スマホ決済の最大手はソフトバンクグループ傘下の「PayPay(ペイペイ)」で、利用者が3千5百万人を超える。ユニクロのアプリのダウンロード数も3千万件に達してお…

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り629文字

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

初割で申し込む
https://www.nikkei.com/promotion/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN04AVW004012021000000&n_cid=DSPRM1AR08

無料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login

・ユニクロのアプリのダウンロード数も3千万件に達しており、小売業の決済サービスとして最大規模になる。

【関連記事】
ファストリ、コロナ下の最高益へ 国内ユニクロが好調
体力勝負のスマホ決済、勝者はどこか?

・ファストリは三井住友銀行と共同開発した「ユニクロペイ」を19日に始める。ユニクロのアプリに決済方法となる銀行口座かクレジットカードの情報をひも付ける。レジでの会計時にアプリ内にあるQRコードを提示すれば支払いまで済む。

・国内のユニクロのほぼ全店(約800店)で使え、将来はファストリの電子商取引(EC)サイトやジーユー(GU)への適用も検討する。他社では使用できない。

・ユニクロの店舗では以前からソフトバンクグループのペイペイやNTTドコモの「d払い」といった他社のスマホ決済が使えた。ただ性別や年齢といった細かい顧客情報はユニクロのアプリも提示してもらわないと収集できない。2つのアプリを開く手間を嫌がる顧客もおり、情報収集には限界もあった。

・新たにユニクロアプリに決済機能を付けることで、利用率を高めて購買データの収集率を高めたい考えだ。支払時のアプリを一本化することでレジ待ち時間の削減にもつなげる。

・安全性の担保にも配慮する。2019年にはセブン&アイ・ホールディングス(HD)の「セブンペイ」で不正利用が起き、20年9月にもNTTドコモの「ドコモ口座」で預金の不正引き出しが発覚した。ユニクロペイは銀行口座とのひも付け時に、本人確認のために一度しか使えないパスワードを発行する「2要素認証」を採用。対象行は三井住友銀行と三菱UFJ銀行、りそなグループの3行に限る。

多様な観点からニュースを考える
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

山本康正のアバター
山本康正
DNX Ventures インダストリーパートナー
コメントメニュー

別の視点 全ての消費者向け業界にとって今顧客との接点を掴む上で大事なのは決済機能のついたアプリです。セキュリティは必須として、どういったお客さんがどの様な商品を購入しているか、更に言うと、どの様な商品と比較して、最終的に買わなかったものは何か、という情報があると、次にどの様な商品を作ればいいかがわかってくるからです。ユニクロは2017年に「もう一度創業期に入った」として物を買う動機まで手掛ける「情報製造小売業」と自社を再定義しました。業界など他人がつけたラベルに過ぎません。常に変革できる状態が今の時代では必須になりつつあります。DXの手本です。無印良品もそうなろうとしています。米ウォルマートが最先端です
2021年1月19日 10:57いいね
4

大岩佐和子のアバター
大岩佐和子
日本経済新聞社 編集委員・論説委員
コメントメニュー

ひとこと解説 消費者の立場からすれば、1つのアプリでどの店でも支払いできるのが一番便利です。しかし小売業にとっては、どんなにペイペイが浸透しても得られる情報には限界があり、お客さんと双方向のコミュニケーションを実現するためには、やはり独自決済が必要となります。コロナで非接触サービスが求められている今は、スマホ決済を利用してもらう好機でもあります。以前ペイペイでヒートテックの下着を買うともう1枚無料になったことがあります。ユニクロ決済に誘導するため、同様のかなりお得なキャンペーンを継続的に展開してくるでしょう。
2021年1月19日 8:04いいね
12