バイデン氏、原油パイプライン建設却下へ 脱炭素を推進

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『【ワシントン=鳳山太成】カナダから米メキシコ湾まで原油を運ぶパイプライン計画を巡り、バイデン次期米大統領は就任初日の20日にも建設許可を取り消す方針だ。複数の米メディアが18日報じた。環境規制に消極的だったトランプ政権からの転換を印象づける。

バイデン氏が早ければ20日に「キーストーンXLパイプライン」の建設許可を撤回する大統領令に署名する見通しだ。同日には温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」への…

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・同日には温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」への復帰も表明する予定だ。気候変動問題に注力するバイデン政権の姿勢を示す狙いがあるとみられる。

・キーストーンXLは原油パイプラインを米中西部で拡張する計画だ。カナダ西部アルバータ州から「オイルサンド」と呼ばれる砂岩由来の原油を、米国の製油所が集中するメキシコ湾まで最終的に運ぶ。オバマ前大統領が2015年にカナダ企業の建設申請を却下したが、トランプ大統領が再び建設を許可していた。

・バイデン氏は化石燃料からの脱却を政権公約に掲げており、パイプラインの建設却下はその一環だ。ただ雇用創出を期待するエネルギー業界や建設業界が反発し、訴訟に発展する可能性もある。