外貨準備の金、50年ぶり大幅増 「埋蔵金」を計上へ

外貨準備の金、50年ぶり大幅増 「埋蔵金」を計上へ
造幣局保有を外為特会に移管 市況考慮で市場放出は回避
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODJ056TI0V00C21A1000000

 ※ おーや、おや…。

 ※ これも勘ぐれば、重大ニュースだ…。

 ※ ド〇崩壊に、備えているとかな…。

 ※ 日本の外貨準備に占める「金」の比率が低いのは、言わずとしれた某国通貨価値との関係だ…。

 ※ そんなことは、いちいち言わんでも、知れてる話しだろう…。

『日本が外貨準備の一部として保有する金の量が大幅に増える。3月末までに80トン増え845トンとなる。造幣局が記念金貨鋳造などのために保管していた金塊を、過去の為替介入で得た外貨を運用する財務省の外国為替資金特別会計(外為特会)が取得する。80トンもの大幅な積み増しは金とドルの交換が停止した1971年のニクソン・ショック以来50年ぶりだ。

日本が外貨準備金として保有する金は765トン(2020年12月…

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・日本が外貨準備金として保有する金は765トン(2020年12月時点)。ここに造幣局の持つ80トンの金が加わる。造幣局が保有する金は、過去に流通した金貨が銀行などを通じて回収され、新たな金貨を鋳造するための原料として保管されていたもの。貨幣回収準備資金として一般会計に属し、日銀と外為特会とで保有する外貨準備の金とは別物だ。

・過去の様々なタイミングで国に還流した金の取得価格ははっきりしないものの、財務省は1980年代後半に昭和天皇在位60年の記念金貨発行のため大量の金を輸入している。マーケットアナリストの豊島逸夫氏は「当時財務省が300トン超の金を市場から直接買い上げたのはいまだに語り草だ」と話す。

・当時の金価格は1グラム2000円前後。一方、足元は1グラム6000円台と当時に比べ大幅に値上がりした。今回外為特会は時価で購入するため、簿価との差額が造幣局に入り、政府が第3次補正予算に盛り込んだ大学ファンドの財源として活用される。

・オリンピックなどの記念金貨の発行一服を背景に、財務省内ではこの「埋蔵金」を売却して財源に活用する案は早くから浮上していた。ただ「80トンもの大量の金を市場で一度に売却すれば価格への影響は免れない」(日本貴金属マーケット協会の池水雄一氏)。過去には欧州の中銀が外貨準備として保有する金を大量に市場で売却し、金価格が低迷した時代もある。

・市場で売却すれば、日本の金の海外流出にもつながりかねない。外為特会での取得に動いた背景には「市中売却による価格への影響と、金の海外流出を避けるという2点があった」(財務省幹部)。今回は市場から直接購入する訳ではないため、金の需給にも影響しない。

・70年代以降、日本の外貨準備の金は国際通貨基金(IMF)への出資金返還などに伴う受け身的な増加を除き、積極的に積み増されていなかった。外貨準備の6~7割を金で持つ欧米諸国に対し、日本の金比率は3%とわずか。近年保有を増やしたロシア(23%)や中国(4%)などに比べても低かった。

・仮に日本が市場から金を購入するなどして金の保有比率を継続的に高めれば、金需給に影響し、価格の上昇要因となりうる。今回は市場への影響を避けながら財源を捻出するための例外措置の面が強く、今後も継続的に積み増す可能性は今のところ低そうだ。外貨準備は通貨安定のための為替介入の原資となる。換金性や流動性の面で米国債などに劣る金の比率を増やしすぎればリスクもある。

(浜美佐)